「小1の壁」に向け、夫婦で働き方を見直す

「お子さんが小学校になるまでは、仕事はセーブかな?」

「ですね~」

育休復帰の面談で上司と、こんな会話をかわした6年前。 当時は、『小1の壁』なるものがどうやらあるらしい、とうっすら認識するも、ずいぶん先に思えました。

ですが時の流れは早いもので。

今、前述の問いに答えたとすると、首をぶんぶん横にふってこう言ってしまうハズ。

「いやいやいや!寧ろ、小学校に上がってからがセーブです!!」

働き方の見直しに迫られる

夫婦ともフルタイム会社員。朝は7時台に家をでて、帰宅は6時半過ぎ。子が保育園のうちはこのスケジュールで回っていたわが家。それがこの春から、「朝8時に小学生を見送る」に変わります。出発時間が今より30分遅くなり、職場の定時には当然間に合わない……。

さぁ、どーする?

夫と作戦会議を開きました。

ケース1|時短勤務をする

育児・介護休業法では「3歳になる誕生日の前日」まで認められている時短勤務。ありがたいことに、私と夫の会社(それぞれ違う)では「小学校卒業」まで使えます。小学生のスケジュールに合わせ、勤務時間の短縮は可能。「長女が小学生になったら時短勤務かなぁ」と悩みます。

というのも「時短勤務」にはデメリットもありまして。

これはあくまで私の場合なんですが、以前に時短で働いたときは「残業できない上に、仕事は減らない…」と働きづらさを感じていました。基本は定時ベースで、いざという時は夫婦協力して、踏ん張る働き方が理想です。

フルタイムに戻すタイミングはいつ?復帰2ヶ月で時短勤務を解除します

ケース2|フレックスで時差出勤

そこで「フレックスで時差出勤」のパターンをシミュレーション。

  • 私が30分遅く出社し、帰宅も30分遅くする。
  • 保育園と学童のお迎えは100%夫が担当。

で、何とかなる?

「できなくはないけど、100%お迎え担当は焦るなー」と夫。

そうだよね。今もお迎え主担当は夫ですが、いざとなったら(電車が遅れる、定時前に緊張の仕事が入る等)、私にバトンタッチできる状態は安心とのこと。

しかも、私の帰宅が7時すぎがデフォルトでは、夕飯をゆっくり食べたり、一緒にテレビを見たりが厳しい未来しかみえない。ううう…そんなのイヤだ……。

「時短勤務」か「フレックスで時差出勤」か。

ふたつの狭間で揺れ動いていた私たち夫婦。ところがこの1年で、第三の選択肢が急浮上してきたのです。

そう、こちら。

ケース3|在宅勤務をする

長女が年長さんの1年間は、「在宅勤務の働き方を模索した年」といっても過言ではありません。

これまで、会社に「在宅勤務制度」はあるが、利用はむずかしいだろう、と考えていました。それが一変したのは、昨年のコロナショック。二度の緊急事態宣言の最中、職場では一気に在宅勤務化が進みました。

仕事柄、フルリモートはきびしいのですが、私と夫が交互に在宅勤務することで、「小学生のスケジュール」に対応できるかも?一縷の希望の光がわが家に差し込みます。

この1年、わが家と職場に在宅勤務を根づかせるべく、環境づくりに励みまして、ようやく「在宅勤務」でのリズムができてきた最近。

育休明けから半年、「ひとり働き方改革」をしています

差し当たって4月からは、

  • 夫婦交互に「在宅勤務」する。
  • 二人ともどーしても出勤しないといけない日は、私が「フレックスで時差出勤」する。

で、運用したいと思います。

それでもダメなときは、仕事をセーブ

環境の変化には、ストレスがつきものです。これまで書いた働きかたは、長女が小学校と学童に適応できた上でなり立つもの。これから、娘の様子をみて、もっとセーブしたほうが良さそうならば、臨機応変に対応せねばーと思いつつ。

とりあえず、睡眠と美味しいご飯は欠かさずに。仕事は最低限で、ゆるゆると新生活をはじめます。来週からドキドキです……。

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