4月末に2人目育休から復帰して早2ヶ月。
ゆるゆると発進した仕事ですが、最近では業務量も増え「やばい!もう定時だ!!」な日もでてきました。
やっと育休前の仕事のペースを取り戻してきたようです。
そして、ついに来月から時短勤務を解除してフルタイムに戻ります。
そこで今回は、2ヶ月で時短解除を決めた理由についてを節目タイミングでブログに綴りたいとおもいます。
時短がよいか?フルタイムがよいか?は置かれた状況や個人の考え方でかわってきますので、 安易に「フルタイムがベスト!」という趣旨ではありません・・育児中の働き方の一つの事例として見ていただけたら嬉しいです!
* * *
「生活がガラッと変わるので、ペースになれるには1ヶ月間じゃまだ早い、2ヶ月間くらいがちょうど良いと思いますよ」
育休明けの人事面談での人事部長の言葉が頭をよぎります。
そう。
わたしが時短勤務を取った理由は、復帰後の生活スケジュールに不安があったからでした。
おおまかに、次の2つがとにかく不安
- 朝の保育園送りにどれくらい時間がかかるか読めない(姉弟が別園、3歳・1歳は2人そろってイヤイヤ期ぎみ?)、定時出社できる自信がない
- 定時退社すると帰宅は夜7時、そこから寝かしつけまで2時間で可能?
夜スケジュールは、もしダメでも寝る時間がズレ込むだけなので、ひとまず保留。
まずは朝30分の時短を取り、様子をみることにしました。
(あまりに夜がグズグズなときは、もっと時短を長くとることも考えるとして)
復帰して2ヶ月たち、生活を振り返ってみると
- 自転車でスィ〜っと送迎できる日はギリギリ定時出社に間に合う(雨が降るとアウト)
- 帰宅が夜7時でも、家事を最小限にしたことで夜9時に寝かしつけできている(「食洗器」の存在は大きかった!)
雨の日だけは、徒歩で保育園に送るため30分遅刻です。
そこはフレックス勤務でなんとかカバーするとして、普段はフルタイムでもかわらず生活できそう。
現在は朝30分時短タイムがわたしのゆとり時間になっています。
いつもは会社の見晴らしの良いブレイクルームでゆっくり朝ごはんを食べています。
この時間、ほんとに貴重!
これからも続けたい!!
・・なんですが、いろいろ考えて時短解除に至りました。
以下、時短を解除した理由です。3つあります。
時短勤務はキャリアを積むうえでマイナス(かもしれない)
同じ職場・職種での時短勤務者のサンプルが極小なので、なんとも言えませんが、今後の仕事の経験を積むうえで時短勤務はマイナスかも・・と感じることがありました。
それは
「残業ができない」
人事との面談から、はっきり「残業はしないでほしい」と言われ、会社は時短勤務者の「残業」を歓迎していないことが分かりました。
(時短勤務者の残業については、こちらの「育児のための所定外労働・時間外労働の制限について|日本の人事部」の解説がわかりやすいです。本人の希望があれば「残業してもよい」んですが、会社と波風立てるのも不毛なので、わたしの場合は「時短=残業できない」です)
時短制度は育児中の社員を守る制度でもあります。
もちろん残業しないに越したことはないのですが・・
「どうしても!今日だけは踏ん張らないと!!」みたいな日ってありますよね。
時短勤務のうちは踏ん張りがきかず、引き受けられない仕事があるなと思いました(プロジェクトをコントロールする立場など)。
今度のことを考えると、いまは自分の采配でメリハリをつけて働きたい。
「ここぞ!」というときには残って対応することで 、いつもは早く帰るけどやるときはやってくるれる人という信用貯金をつくっておきたい。
夫とも今後の働き方を話し合い、2人とも基本は定時退社・お互い調整してたまに残業(月に1,2回くらい)を目指そうという結論になりました。
そして、2つめの理由は
いざとなったら、また時短がとれる
会社の就業規則によると
「時短は子供が小学3年生になるまで何度でもとれる」
子供の精神面のケアが必要になったとき、小1の壁で生活スケジュールがかわったとき、まだ時短が使えることは心強いです。
ひとまず落ち着いたいまのタイミングで、安心して一旦解除することができました。
最後は、
子どもが保育園の生活に慣れて気持ちが安定した
これが1番大きかったです。
はじめの1ヶ月は下の子が保育園になかなか慣れずに毎日心配していました。
ですが、ここ1ヶ月は2人とも保育園が大好きすぎて、
- 朝は保育園が開くのを門の前でまっている
- 夜は延長クラスでの異年齢のお友達との遊びや捕食を楽しみにしている(なかなか帰りたがらない・・)
うーん・・
やっぱり元気に登園してくれるだけで、ホントにありがたいです!
パパママもお仕事がんばるよーってなります。
さいごに
「育児・介護休業法」によると、「3歳未満の子供をもつ従業員は、1日6時間の短時間勤務をすることができる」とあります。
わたし自身は子どもが3歳になる前に時短を解除しましたが、これは育児と仕事を両立していくうえで、たまたま環境に恵まれていたことが大きいと思っています。
やはり、問題となっている「3歳以降の時短の壁 」が越えられず、退職を選ばれたママをリアルでみてきたので、今回の記事はあまりに能天気すぎるかな・・とずっと公開をためらっていました。
ただ、ママ会社員のリアルなサンプルとして「時短解除のタイミング」をブログを通してお伝えしよう!と考え直しこの記事を書きました。
さいごに、わたしは「時短勤務を取るも自由・取らないも自由、状況にあってその都度選べることが大事」だと思っています。
子どもの年齢に限らず(もっといえば育児中でない方も)、「短時間の勤務」を選択できるようになりますように
もうすぐ七夕なので短冊でお願いしておくとして・・
それでは今回はこのへんで
最後までお読みいただきありがとうございました!
▽1人目育休明けはフルタイムで復帰。当時の生活スケジュールはこちら