2人目の「小1の壁」は低いのか?

2年前の春、わが家では第1子(長女)が小学生になり、「小1の壁」にてんやわんやでした。一言で言えば、まったく時間が足りない! 長女が保育園のときは、夫婦ともフルタイム通勤で働いていましたが、この働き方では子どもの登校前に家を出ないと仕事に間に合いません。せめて小学生を見送るまで家にいたい…と、「小1の壁」を前に働き方を見直します。あれこれ悩んだ過程は当時のブログにも残っていますが、最終的には夫婦交代で在宅勤務する生活に落ち着きました。

さて、来週から第2子(長男)も小学生。わが家では2度目の「小1の壁」を迎えます。でもまあ、生活スケジュールはすでにクリア済みだし「小1の壁」は案外低い? と、思いたいところですが、実際はさほど楽観視できておらず…。というも、3カ月前から通わせている習い事でこんなことがあったからです。

(子どもが机に向かう後姿は何度見てもキュンとします)

わが家では、保育園児のうちは「机の前に座って勉強をする」をほとんどしていません。私や夫が子どもの勉強を見る余裕がないこと、ひらがなや足し算は遊びを通して習得できる範囲で十分だと考えていることが理由です。ですが、「お姉ちゃんと同じことやりたい!」という長男の希望もあり、年長の12月から長女(小2)と同じ勉強系の習い事を始めました。

通い始めた初日、長男は習い事からぐったり疲れて帰ってきました(この日は寝るのもとても早かった…)。机の前に座って勉強することに慣れていないのに、いきなり集団授業に放り込まれたら、まぁそうなるよねという感じです。そして翌週、「習い事はやめたい」と言い出しました。やはりそうきたか! やめたいものを無理に続けることもないかなぁと思いつつ、すでに振り込んだ月謝がチャリーンと頭に響きます。「分かった。やめてもいいけれど、とりあえず2カ月だけ続けてみよう!」と、嫌がる長男を無理やり習い事に連れていく日々が始まりました。

習い事バッグを地面に放り投げたり、送迎時に大泣きしてしまったり。やっぱり、習い事をやめさせた方がいいのかな…と心が折れそうにもなりました。ところが、通いはじめて2カ月経ったころから、すとんと長男が習い事を嫌がらなくなったのです。習い事の先生からも「今日は手をあげてたくさん発言していましたよ」との話が聞け、ひと安心しました。おそらく、長男の場合、新しい環境に慣れるのにちょうど2カ月くらいはかかるのかもしれません。今では、習い事を楽しみにしている長男を見て、やめさせなくてよかった! と思っています。


(思いっきりジャンプする姿が眩しい)

「嫌なら、無理をして学校(習い事)に行かなくてもいい」。どちらかというと私はそう考える親でした。ですが、実際に子どもが「学校(習い事)にいかない」と言ったとき、根気強く様子を見守りながら、時には背中を押すことも必要なんだと、最近では考えるようになりました。「小1の壁」で環境がガラリと変わった後の長男のことを思うと、今からとても心配です(習い事での経験が学校生活の練習になればいいんだけど…)。長男の不安やイヤな気持ちを受け止めつつ、少しずつ学校に慣れるようにサポートをしていきたいと思っています。いよいよ試練の4月が始まります!

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