週末、図書館へ行き、子どもたちとクリスマス絵本をいくつか借りてきました。
そのうち三冊は、私がどうしても今年読みたくて予約した絵本。林明子さんの「クリスマスの三つのおくりもの」です。
クリスマスの三つのおくりもの
クリスマスの三つのおくりもの 全3冊 (日本傑作絵本シリーズ)
「クリスマスの三つのおくりもの」は3冊シリーズです。主人公は、かすみちゃん、もっくん、れいちゃんの3きょうだい。それぞれ1冊づつ主人公が変わります。
私がこの絵本を「今年」読みたかった理由は、絵本の3人が、うちの6歳・4歳・1歳10ヶ月とちょうど同じ年頃だからです。しかも、娘・息子ズにどことなく似ている。
絵本を読むと、家族思いで一直線な長女かすみちゃん(推定5〜6歳)の姿にぎゅっと心を掴まれ、コミカルにな真ん中の子もっくん(推定3〜4歳)の動きに思わず笑みがこぼれ、くまのヌイグルミとさほど身長の変わらない末っ子レイちゃんを抱きあげたくなる……もうね、完全に自分ために借りた絵本でした。
曖昧なる日常とファンタジー
この絵本の好きなところはもう一つあります。日常とファンタジーが陸つづきなところです。物語のなかで、長女かすみちゃんはうさぎと会話し、真ん中っ子もっくんは逃げ回るズボンを追いかけ、末っ子かすみちゃんはサンタの袋に入ってしまします。
「サンタクロースの三つのおくりもの」を読むと、自分が幼少期にみていた、現実とファンタジーが曖昧だった世界を思い出し、ふんわり懐かしい気持ちになります。絵本のなかの不思議は、いつから不思議と思うようになったのだろう。
わが家の子どもたちはサンタクロースがくることをまっすぐに信じ、とても楽しみにしています。「サンタクロースの三つのおくりもの」を読みながら、クリスマスまで少し不思議な日常を味わいたいと思います。
わが家のクリスマス絵本リスト
さいごに、昨年クリスマスの絵本リストをnoteに書きました。よかったらこちらの記事もどうぞ。
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