大層なタイトルをつけてしまいました。もし、幼児学習の「教材」や「手法」を求めて、こちらのブログを開いてくれた方には申し訳ないのですが、「遊び」のお話です。
最近の5歳娘をみていると、遊び(好き)を軸足に、多くのことを学んでいるなぁと思うことがありました。今回は一例を書いてみようと思います。よかったら、お付き合いください。
遊びから学びまで一直線な5歳児
ピアノがほしいという娘に、電子キーボードを買ってから1ヶ月が経ち、
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5歳の弾くジブリやドラえもんの主題歌はずいぶんと上達しました。
それもそのはずで、毎朝起きてからと、保育園から帰宅してからは、真っ先にキーボードに向かいピアノの練習(遊び?)をすることが日課になっています。
「ソソミソドドシラ~」と、歌詞ではなく音階で歌うようになった娘は、突如「楽譜つくるー」といいはじめました。えーすごい、どうやって書くんだろう。音楽に疎い母は見守ることしかできません。
「カタカナってよくわかんないだよね」
娘はそう言って、カタカナ表の前に座りました。
カタカナを確認しながら、書き上げた楽譜がこちら。写真撮ってもいい?と聞くと「いいよー」と快く答えてくれました。
カタカナとひらがなが混ざりつつも、しっかり音階が書いてある。娘が、よくわからないと言う「カタカナ」だけど、とても上手に真似できている。すごいすごい。
「ママ。これ見ながらならピアノ弾けるよね?」
得意げに娘が言うので試しに弾くと、おお!ちゃんとメロディーもあっているじゃないか。私のピアノを上手上手と褒めてくれる娘5歳。もしかして不得手なママのために楽譜をつくってくれた?
最終的には、楽曲レパートリーの全てを楽譜に書き起こした娘は、それを1冊の本にして、
自作楽譜を見ながらピアノを弾いていました。
「好き」から学ぶ、興味が広がる
「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、子どもたちと接しているとこの言葉が頭をよぎる場面が多くありました。
「好き」のパワーは巨大で、あっという間に上達していく子どもたち。
また、ひとつの「好き」からさまざまな興味が派生して、自ら学んでいく様子は、傍で見て感動を覚えます。
娘は来年小学生、本格的な「勉強」がはじまる年です。
これは私のエゴですが、勉強が楽しい、新しい知識を得るって楽しい、と子どもたちには感じてほしい。娘が、「ピアノ」から「カタカナ」を覚えたように、これから「好き」を軸足に、さまざまなことに興味を広げていけたらと良いなぁと思っています。
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