2023年の振りかえり

人生の浮き沈みはよく季節にもたとえられますが、私にとって2023年は厳しい真冬のように感じた1年でした。小3になった長女が突然「学校に行かない」と言い、多くの時間を自宅で過ごすようになったのです。

私も夫も、何が何でも学校は行かないといけないと思っていたわけではなかったのですが、いざ長女の登校しぶりに直面し、最初は何とか行かせようとしていました。「どうして行きたくないの?」と尋ねたり、「今日の給食はパン(長女の大好物です)だから行ってみよう」と説得したり。そのうち、優しく話しかけることもできなくなり、無理やり連れていこうとして、こんなに嫌がっていることを、私は子どもに強いているのかと、ハッと我に返ることもありました。

長女が学校に行かなくなってから数カ月は、家族全員が薄っすらストレスを抱え、いつもピリピリ…。家じゅうがブリザードに包まれているような気持ちでした。ですが、様々な専門家(先生方、スクールカウンセラー、児童精神科医など)に相談するうちに、ようやく長女にとって最善の方法を探していこうと思えるようになってきた近ごろ。長女が歩く道は整備された学校のカリキュラムではないのかもしれませんが、雪道に少しずつ轍がつくように、自分たちで歩きやすくしていけたらと考えています。

2023年の抱負は「一歩踏み出す」でした(こちらのブログに書きました)。図らずとも、わが家の場合は「教室」を外れ、個別最適化の教育への道に一歩踏み出した1年だったなと思います。実は私も、今年4月から通信制大学の3年次に編入し、新しい勉強の道へ一歩踏み出しました。来年も引き続き、親子ともに学びと体験を深めていける年にしたい。何はともあれ、家族で心穏やかに年末年始を迎えられて良かったです!

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2022年の振りかえり

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