二男4歳、誕生日の記録

先日二男が4歳になりました。

二男には知的障がいがあり、発達がゆっくりです。ずっと1〜2歳の子育てをしている感覚だったので、誕生日をむかえて、「この子を産んでもう4年!?」と脳がバグります。それでも誕生日を迎え、この1年間の二男の様子に思いを馳せ、ゆっくりなりにも、できることがずいぶん増えたなぁと、嬉しさが込みあげてきました。たとえば、絵本遊びひとつとっても1年前と今ではまったく違います。

3歳なりたての頃は、絵本棚からすべて絵本を出すことにハマっていました。絵本のみならず、オモチャも全部出すので、子ども部屋は大げさではなくいつも足の踏み場がない状態。「好きなように遊ばせた方が成長の刺激になってよい?」「それとも絵本は丁寧に扱うように教えるべき?」と、二男の行動に対する対応に悩みつつも、1つ言えるのは「とりあえず、片づけやすい収納仕組ができていてよかった……」でした。

二男の広げた絵本を片づける日々が続いた数カ月後。ふと、二男の行動がすべての絵本を出すのではなく、特定の絵本を数冊出す、に変化したことに気がつきました。絵本も、上下逆さまに見ていたのが、正しい方向で1ページずつ見るようになっています。その表情にも笑顔が増えました。これはもしかして、好きな絵本を楽しむフェーズになった?

(二男が好きな絵本はこちら)

二男がよく読む絵本を、保育園の担任の先生に教えていただき、この半年でいくつか絵本を追加購入しました。こうやって並べて見ると、挿絵の色やカタチがはっきりした絵本を好むことが一目瞭然です。最近とくにお気に入りなのは、「ぎょうれつ ぎょうれつ」で、毎日絵本のとおりに積み木やマグネットを並べて、ぎょうれつの出来栄えを満足そうに眺めています。二男なりの秩序とルールがこの絵本とゆるやかにつながっているようです。

(差し込む光にそって並べている!)

でも、「ぎょうれつ ぎょうれつ」で二男が一番よく見ているのは、男の子がモノを並べるシーンではありませんでした。ぎょうれつの先にいたお母さんが、男の子を抱っこする挿絵をじっと眺めています。そんな二男の顔を覗き込むと、静かににっこり笑ってることが分かり、思わず胸が熱くなりました。

まだ言葉を話さない二男とのコミュニケーションは手探りなことが多いですが、最近は二男と一緒に遊べるようにもなってきました。好きの幅が広がってきたので、興味を示したもの(たとえば絵の具を使ったお絵かきなど)は私も一緒に取り組み、二男とのコミュニケーションを図りたいなと思っています。

身長87㎝、体重12.5㎏。1年前に比べて大きくなりました。二男くん、4歳の誕生日おめでとう!

▽ 二男の好きな絵本はTwitterで記録しています

▽ 1年前の誕生日の様子、こちらもどうぞ

二男3歳、誕生日の記録

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