赤ちゃんの発達が遅い?乳幼児健診で専門医を紹介してもらう

2019年に生まれた第3子は、知的障害を伴う自閉症でした。息子の障害が分かるまで、思い出せる範囲でブログに書きたいと思います。前回は発達に疑問を持ち始めたキッカケについて書きましたが、今回は発育・発達フォローの専門医に診てもらうまでを振り返ります。

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赤ちゃんの生後3,4ヶ月検診は集団検診でした。検診会場に集まった赤ちゃんは、すでに首が座り、表情豊かでニコニコ笑う子もちらほら。そのなかで二男は、ひと際小さく、新生児のふにゃふにゃ感がまだ残った状態。もちろん首も座っていません。「なにか気になることはありますか?」と検診を担当する医師の質問に、気にしすぎかもしれませんが…と前置きし「発育の遅れが気になります」と相談しました。

上の子たちも小さめの赤ちゃんでした。乳児検診で毎回質問される「なにか気になることは?」に対し、「発育の遅れが…」と答えたのは3回目のこと。上の子たちは検診頻度を増やし、1カ月ごとに体重増加を観察してもらいました。今回もそうなるかなと予想をしていると、「首が座ってないのは気になりますね。フォローアップ外来で診てもらいましょうか」と医師が答えます。フォローアップ外来? 聞きなれない言葉に戸惑っていると、近隣(といっても電車で1時間圏内)の病院リストを指して、「このなかでお母さんが行きたいところはありますか?紹介状を書きます」と医師が続けます。

そこまでしないといけないのかなぁ…。赤ちゃんを病院まで連れて行く道中をリアルに想像し、げんなりして一瞬言葉に詰まります。当時の私は、二男は少し成長が遅いけれど、まぁ大丈夫だろうと思っていたのです。けれども万が一何かあった場合、早めに専門医のいる病院と繋がっていれば安心だと思い直し、「ここにします」。渡されたリストのなかから、いちばん大きそうな病院を指差しました。

初診の予約がとれたのは数週間後。真冬に生まれた二男にとって初めての夏に、電車を乗り継ぎ向かったのは、とある大学病院。内分泌、神経、循環器などの専門医がそろっている小児科です。駅を降りると土砂降りの雨で、たいした距離でもないのに「赤ちゃんを濡らすわけにはいかない…」と、タクシーをひろったことはなぜか4年たった今でもはっきり覚えています。

この日から約3年間、大学病院での検査、検査、検査が始まったのでした。

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次回は病院での検査について。正直、色々あり過ぎて忘れてしまったことも多いのですが、記憶を整理しながらまとめていきたいと思います。お付き合いいただけるとうれしいです。

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