「うろちょろしてるね」
動物園で見かけた2歳くらいの男の子が猿山の前でそう話していました。
パパやママに「うろちょろしないの!」ってよく言われているのかな?活発そうな男の子の横顔をチラリとみると、うろちょろする姿が容易に想像できます。
ベビーカーで寝ている0歳の長女も、しばらくしたら動き回るようになるのかなと思うと、子どもの後を追いかける日が少し待ち遠しくなりました。
「うろちょろしてるね」
あっという間に小学生になった長女が弟をみてよくそう言います。君も数年前はうろちょろしてたんだよ、と笑いをこらえながら「そうだね~」と返します。2歳半になった次男は、朝5時に一人で起き、家中を徘徊。好き放題におもちゃ箱をあさる姿もしばしば目撃するようになりました。
公園でも兄とともに遊具に突進。とくに滑り台がお気に入りで、一人で何度も滑り降りるように。
一方、保育園の廊下ではなかなか前へ進まず、「うろちょろしないで、まっすぐ行って!」と私に急かされることも。まぁ、マイペースな2歳児は素知らぬ顔でうろちょろし続けるんですけれど。
小さく産まれ、小さく育つ息子は、保育園では1つ下のクラスで生活しています。歩くようになったのは2歳目前。それでもすぐに疲れ、よくぺたんと座り込んでいました。成長のゆっくりさに、どうしても先々のことを考えては、無性に心配になるときがありますが、
「うろちょろしてるね」
ようやく行動範囲の広がりを見せた息子に、そう言う私の顔は多分とってもにやけていると思うのでした。
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