前回の続きです。
二男(小1)は、知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。障害のある子を育てながら、小学校以降も働き続けるためには、放課後の居場所である放課後等デイサービス(放デイ)の利用が欠かせません。
しかし、放デイはどこも定員がいっぱい。週5日の利用は叶わず、4カ所の放デイ(スポット利用含む)で週4日の利用を確保し、特別支援学校の入学の日を迎えました。
放デイ情報は意外なところから
週に1日、放デイを利用できない日は、在宅勤務をしながら二男を見ることになりました。学校からの帰宅が14時すぎなので、なんとかやりくりできましたが、夏休みは1日中二男を見ながら仕事をしないといけない…。想像するだけでげっそりします。夏休みまでには残りの1日も放デイを確保したい。学校や療育で知り合ったママたちと情報交換しながら、ゆるゆると放デイ探しを続けていました。
そんな中、情報は意外なところから入ってきました。移動支援のヘルパーさんとの雑談で、「放デイがなかなか決まらないんですよね」と話したところ、「ヘルパー仲間から、あそこの放デイに空きがあると聞いたよ」と教えてくれたのです。移動支援のヘルパーさんは、さまざまな療育や放デイへの送迎を担当しており、地域の福祉施設の最新情報が自然と集まってくるようでした。
夏休み前に週5日の放デイが決まる
ヘルパーさんから教えてもらった放デイは、隣の自治体にある施設でした。調べてみると、自治体の境目に住んでいるわが家の場合、隣の自治体の放デイでも車の送迎をしてもらえることが分かりました。これまで、住んでいる自治体の放デイのみを調べていましたが、隣の自治体の放デイに範囲を広げたことで、選択肢が一気に増えるのだと、ようやくこのとき気づきました。
早速教えてもらった放デイに連絡すると、情報通り週1日の空きがあるとのこと。夏休み直前の7月にようやく週5日通える体制が整いました!
さいごに。放デイ探しのカギは?
放デイ探しを振り返ると、見つけるためのカギは「ひたすら動く」でした。ネットやSNSで基本的な情報は得られても、空き状況や利用者のリアルな声は、実際に動かないとわかりません。通えそうな範囲の放デイを調べ、片っ端から電話で問い合わせ、同じく放デイを探している保護者や、移動支援のヘルパーさんなど情報に詳しい人に話を聞くことで、ようやく二男の放デイを確保できました。
現在、二男は3カ所の放デイを利用しています。当初はこんなに多くの施設を利用するとは想像もしていませんでしたが、それぞれの放デイで多様な遊びや体験ができ、好奇心旺盛な二男にとっては結果オーライかなと感じっています。
進捗があればまた!