国立科学博物館の特別展「和食」

「この展示会に行こう」と、家族を誘うのは私が多いのですが、珍しく長女(小3)から、「博物館の和食が見たい」と言われました。現在、国立科学博物館(かはく)で開催されている 特別展「和食」をテレビで知り、興味を持ったのだとか。「とんかつは和食なの?」と訪ねます。

答えを確かめに、かはくの特別展「和食」へ。和食はユネスコ無形文化遺産に登録されて今年で10年を迎える食文化。こちら展示会では意外と知らない食にまつわる知識が学べるとのこと。

見どころの一つはずらりと並んだ食材の解説です。写真は多彩な地ダイコンのレプリカ。ダイコンひとつとってもこんなに多くの種類があるのだと驚きました。

子どもたちの好きなマグロも、実物大の模型が展示されていました。個人的に面白かったのは、日本近海を泳ぐ魚の映像です。特大スクリーンに、日本列島の周りを泳ぐ魚の影が映り、手をかざすと種類がわかる仕掛け付き。群れで行動する魚や、季節によって生息地が変わる魚などがとても分かりやすい展示でした。

もう一つの見どころは、和食の歴史を解説した展示です。卑弥呼や徳川家康の食卓を再現した模型もあり、「こんな食事を食べていたんだね」と子どもと話します。歴史上の人物がとても身近に感じました。また多様化する和食として漫画 「サザエさん」を切り口に昭和の台所や食卓が紹介されていました。

和食の特徴の一つに、歴史的に外来のものをうまく取り入れて新しい料理を発展させてきた、があります。 比較的新しい和食の「とんかつ」もそのうちの一つ。長女は疑問を解決できたようでした。

国立科学博物館の特別展「和食」は、2023年10月25日から2024年2月25日までの開催です。映像、パネル、模型をふんだんに使って様々な角度から和食を解説する展示内容は、親子とも楽しめました。お正月は様々な和食にふれるよい機会。この展示会で事前に色々知ることができてよかったです(「雑煮文化圏マップ」は早速よい話のネタに役立ちそうです!)。

ランキング参加中です
にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ

わが家の暮らしが本になりました

スポンサーリンク

\ Share the article /