育休中、甘酒づくりにハマっていた。
甘酒は、ごはんと米麹を混ぜ、発酵させてつくる。具体的には、55℃~60℃の温度を約半日キープすると出来上がる。
なので「甘酒づくり」は終日家にこもり、発酵途中に60℃超えないよう(超えると麹菌が死んじゃう)、温度をはかり、かき混ぜ、冷やし温め、また温度をはかる。「あまーくなぁれ」と、ジャー(ちなみに炊飯器でつくっていた)のなかの乳白色の液体を見守った。
赤ちゃんと二人っきりの日中は、そんな甘酒のお世話がささやかな癒しでもあった。
外出自粛の日々が続いている。
在宅勤務になり1ヶ月たった。こんなにも長く家にいるのは育休以来のこと。ふと、甘酒づくりを思い出す。復職後は生活を回すことにいっぱいいっぱいで、一度もつくっていなかった。
「そうだ。甘酒をつくろう」
ホットクックのレシピブックをめくる。最近は、「これ、ホットクックでつくれるかな?」と調べるくせがついた。
甘酒…あった……!!
さっそく、スーパーマーケットで米麹を買い、在宅勤務の休憩中に甘酒を仕込む。といっても、材料をホットクックの内鍋にいれ、スイッチをオンするだけ。片手間でコーヒーを淹れているうちに終わってしまった。
炊飯器と違い、ホットクックは自動で適温管理してくれる。あとは6時間ほったらかし。気兼ねなく仕事に没頭する。
できたー!
定時ジャストにホットクックの蓋をあけると、とろりとした甘酒が出来上がっていた。
夕方はまだ肌寒い5月初旬、お湯割りでひとくち飲む。懐かしい甘みが広がり、娘や息子が赤ちゃんだった頃を思い出す。
ふう、とひと息ついてパソコンを閉じた。
在宅勤務だと、仕事と家庭の切り替えが難しく、定時すぎもずるずるパソコンに向かってしまっていたけれど(その逆も然り)、今日は甘酒のおかげですんなりお家モードに切り替わったみたい。
さささ、あとは子どもたちと遊ぼう。
甘酒のレシピメモ
① ごはん150g(お茶碗1杯)、米麹100g(塊はほぐす)、水200㏄を準備
② 材料すべてをホットクック内鍋に入れ、混ぜ合わせる
③ 「甘酒」モードをスタート
④ 6時間後に出来上がり
甘酒をプレーンヨーグルトに混ぜて食べるのが、最近のお気に入りです。
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