夏に向け、ベランダでグリーンカーテンを育てています。毎年、グリーンカーテンは食べられるものがいいなと、ゴーヤやきゅうりの苗を育てていましたが、今年は長男(小1)が学校から朝顔の種をもらってきたので、朝顔のグリーンカーテンを作ることにしました(その時のブログはこちら)。
(芽がでた!)
4月末にまいた種は1週間たっても芽をださず、やきもきしていた頃にようやく発芽しました。 小さなふたばを見つけた子どもたちは、「となりトトロ」のさつきとメイの姉妹のように 「芽がでた!」と大喜び。その後、7粒植えたうちの6粒の種が次々に発芽し、 プランターは朝顔のふたばで一気に賑やかになりました。最後の1粒はだめだったかな…と思いきや、なんと1カ月遅れて小さな芽が! その姿に小さく生まれた二男(4歳)が重なり、水やりのたびに大きくなぁれ、と応援してしまいます。
(グリーンカーテンに育ってきた)
6月になり、ぐいぐいとツルをのばした朝顔は、立派なグリーンカーテンに育ってきました。キッチンでコーヒーを淹れながら、ベランダのグリーンカーテンを眺めるのが朝の日課になりました。そんな6月中旬のある日、いつも通りグリーンカーテンを何気なく眺めていると、下の方にひっそり赤紫色の朝顔の花が咲いている!
(朝顔が咲いた!)
「朝顔が咲いたよ!」という 私の声に反応して、子どもたちもわぁ!と歓声をあげて見にきました。実は最近、しんどい朝が続いています。発端は長女の登校渋り。学校に行くのか、オンライン授業に切り替えるのか、毎朝長女とひと悶着あり、ギリギリまで1日の予定が決まりません。仕事の開始時間がせまり、私もおおらかに見守ることができずについイライラしてしまいます。
そんな朝ですが、一つまた一つと朝顔が咲くたびに、「今日は青色だね」などと子どもたちと一緒に見るようになりました。朝顔を眺めていると、少し冷静になっている自分に気がつきます。今年は例年よりしんどい夏になりそうなわが家ですが、グリーンカーテンに朝顔を選んだことで少し前向きに過ごせそうです。花のある生活っていいですね。