小1、はじめての夏休み。学校からあさがおの鉢植えを持ち帰ってきました。
この3ヶ月間、娘はもう小学生なんだなあ……としみじみ実感する場面がいくつかありましたが、私にとって「あさがおの鉢植え」も間違いなくそのうちのひとつ。毎朝、ベランダで花を咲かせるあさがおを見るたび、フレッシュな気持ちになります。
あさがおを育てる参考になればと、こちらの絵本を手に取りました。荒井真紀さんの『あさがお』です。種をまくところからはじまり、芽が出て、つるがのび、花が咲き、そして種を収穫するまでのあさがおの一年を、繊細で美しく描写された絵本。すごくすごく素敵で、手元に残したいと思ったのですが、残念ながらただいまAmazonでは購入できず(季節がら?)、ひとまず図書館から借りてきました。
さっそく『あさがお』の絵本を読む娘。そして、本を閉じた後、神妙な顔つきで私のところへやってきました。
「さいごに、とんでもないことが起こった」
おお、どーした?娘に話を聞くと、あさがおが枯れること、そして、実のなかにたくさんの種が詰まっていることに衝撃を受けたのだとか。確かに、今もりもりと花を咲かせるあさがおからは想像できないかも。娘に、あさがおは一年草といって一年で咲いて枯れる植物なんだよ、夏休みが終わったら種を学校に持って行くんだよ、と教えると「えー。そうなんだー。種はまた次の一年生が植えるのかなー」と、早々と楽しみにしていました。
7月中旬。はながしぼみポトリと落ちた先にはすでに実が。
娘に対し、あさがおの講釈をたれた私ですが、実は『あさがお』を読んでびっくりした事実がいくつもありました。まず、あさがおのつるは時計の針と逆の向きに回転して巻きつくこと。方向が決まっていたなんて驚きです。ちなみに理由は分かっていないらしい。そして、さらに驚いたのは、 あさがおは一度しぼむともう咲かないこと。知らなかった!昼にしぼんだ花はまた翌朝に花開くと思っていましたが、他の花が次々と開くからそのように見えただけでした。へー。
とまぁ、娘が持ち帰ったあさがおと絵本を照らし合わせつつ、子どもたちとあさがおの観察を楽んでいます。小1、はじめての夏休みがはじまりました。
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