長女が小学生になり、選ぶ本が絵本から児童書に変わりました。
入学祝いで図書券を頂いたため、ただいま絶賛「本バブル」なわが家。書店に子どもを連れていき、好きな本を買ってあげると言うと、娘は迷わず平積みされていた「ざんねんないきもの事典」を手に取りました。
Eテレのアニメでたまに見ていた「ざんねんないきもの」シリーズ。生き物の生態がコミカルに書かれたこの本は、児童書入門にもちょうどいいかも、と1冊購入。早速6歳は「ざんねんないきもの事典」朗読します。それをとなりで聞く4歳。ふたりでゲラゲラ笑って楽しそう。
「じゃあ、問題だしまーす」
クイズが突然に始まるのは毎度のこと。子どもあるあるなのでしょうか。
「○○は眠ると溺れる」
なんだろう。「溺れる」ってことは海の生き物だよね。
「うーん、まぐろ?」
「ぶー!違いまーす」
お、ちょっとくやしい。6歳と4歳は私の答えに大笑い。ところで正解は?
シャチ……ではなくイルカ。
「ざんねんないきもの」クイズは、大人でもむずかしいものが多く、案外楽しい。私や夫が家事をしている横で、娘にクイズを出してもらいます。
「○○は顔からおしっこを出す」
「○○はすぐに死んだふりをして本当に死ぬことがある」
「○○はぬいぐるみが落ちているだけで道を変える」
などなど。興味深い生き物の生態が満載でした。ちなみに上の答えは、ザリガニ、たぬき、トラ。
さて、本ならいくらでも買ってもらえると味をしめた子どもたち。あっという間にわが家の「ざんねんないきもの事典」は3冊になりました。
図書券はもうすぐなくなるけれど、うれしそうな子どもたちの顔を見ていると好きな本はなるべく買って、手元に置いていたいなぁと思うのでした。
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