毎週、図書館で本を借りています。子どもの絵本や私が予約した小説、新書などを借りることが多いですが、たまに漫画もまとめ借りします。という話を同僚にしたところ、「図書館って漫画も借りられるの？」と驚いていました。もしかして、あまり図書館に行かない方は、結構色んな漫画が借りられることを知らない？と思ったので、今回は私が図書館で借りた漫画について書きたいと思います。
まずは、少し前にドラマ化にもなったよしながふみさん「大奥」。疫病で極端に男性が少なくなった江戸時代を舞台に、男女逆転した大奥を描いた漫画です。以前、新刊が出るたびに買っていましたが、子どもが産まれたり、モノを減らしたりするなかで、一度漫画をすべて手放してしまいました。
ドラマを観てやっぱりおもしろい作品だなぁと思い、またすでに完結したことも知り、もう一度最初からしっかり読みたいとの気持ちがムクムクと湧いてきました。試しに図書館にあるが調べてみるとちゃんと全巻ある！ しかも、予約待ちの人数もそこまで多くない（人気の書籍は数百人待ちもザラです…）。実際にあまり待たずに借りることができました。再読して、ストーリーが抜群におもしろい上に、歴史やジェンダーの理解が深まるとても良い漫画だと改めて感じました。子どもたちが大きくなったら、また本棚に置いておこうと思います。
図書館で借りて読み、これは子どもにも読ませたい！と思った漫画は他にも色々あります。たとえば、大自然に囲まれた農業高校が舞台の荒川弘さんの「銀の匙」は、食、農業、経営など多くの学びがある上、主人公たちの悩みや葛藤がリアルで、子どもたちが思春期に差し掛かったらぜひ読んで欲しいなぁと思う漫画です。
私が住む自治体では、予約した本を順番に届けてくれるので（上下巻の本で下巻が先に届いても、上巻が届くまで図書館で取り置いてくれる）、巻数の多い漫画を予約しても、ちゃんと1巻から順に読むことができます。横山光輝の「三国志」も、図書館でチマチマ借りて全60巻を読破しました（とても面白かった！）。好きな漫画は、なるべく購入したいなぁとの思いはありますが、いかんせん冊数が多いのであまり家に置いておけません。図書館も併用しつつ、子どもも巻き込んでどんどん漫画を読みたいなぁと思っています。
あまり図書館を利用していないと話していた同僚も、最近は図書館で漫画を借りているとのこと。面白い漫画があれば周囲と共有したいです。