「「捨てる」思考法 結果を出す81の教え」出口治明

「捨てる」思考法 結果を出す81の教え」を読みました。

著者の出口治明さんは、世界初のインターネット生保を創業し、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長に就任し、更に脳卒中で重い障がいを負いながらも、APU学長の地位に留まっている方です(脳卒中からの復活について書いた「復活への底力」も読みました。凄い本です)。タイトルの「捨てる」というワードからは、「片づけ」や「整理整頓」などの暮らしの本を連想しますが、本書は暮らしに限らず、働き方や生き方についても多くの知恵を教えてくれました。

「捨てること」というのは、「手元に残すものを選ぶこと」でもある、と出口さんは本書の中で語っています。そして、「何を捨てるか」を決めるためには、本を読んだり、旅をしたり、人と交流したりすることが有効だと述べています。言い換えると、自分の目で見て、自分の頭で感じることが、取捨選択には不可欠であり、「本・旅・人」を通してこれらが養われるとの考えです。私も同感で、これから「本・旅・人」というキーワードを意識して、限られた時間とお金の使い方を考えていきたいなと思いました。

具体的には、もっと本を読む時間を作ったり、遠くに出かけなくても子どもと一緒に東京近郊を旅行したい。そのための時間を捻出するには「何を捨てるのか」を見極めないとですね…。また、私は一人で行動するのが好きなタイプなので、意識しないとあまり人と会わないようになってしまいます。現在はオンライン英会話で毎日海外の方と話していますが、人と交流する機会をもっと増やしたいな、とも本書を読みながら考えました。

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