「LIFE SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略」

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今更ながら「LIFE SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略」を読みました。100年ライフでなにが変わるのか? 新しい人生戦略を示したこの本は世界中でベストセラーになっています。日本では2016年に出版。続編の「LIFE SHIFT2」も出たばかり。こちらも売れていますが、まずはコロナ以前に発売された「LIFE SHIFT」から読んでみることにしました。

終身雇用を目指す(20代前半)

私は30代後半の会社員です。仕事歴は四捨五入すればもう20年。そして、当たり前ですが20年前と今とでは会社に対する期待?のようなものは全然違います。
新卒採用試験を受けていた頃、上場・安定企業への就職が目標でした。定年までお金に困らない人生設計を考えていたのです。実際、そんな会社に就職でき仕事人生をスタート。ですが数年後、早々と転職を決意します。当時、「転職なんてうまくいくはずがない。わざわざ茨の道をいくのか」と上司や同僚から散々言われたのを覚えています。自分自身ですら「ですよねー」と、転職はキャリアダウンだと感じていました(でも会社は辞めた)。もし、2000年代後半の当時に「LIFE SHIFT」を読んでいたら、自分の選択に自信が持てたかな? が、読み進めてまず初めに感じたことです。

私が新卒で思い描いた人生設計は「LIFE SHIFT」で言うところの、「教育、仕事、引退の3ステージの生き方」にあたります。けれども、人生100年時代に突入した今、3ステージ型は親世代の生き方。これを踏襲すると引退後には厳しい現実が待っていると、この本では繰り返し述べられていました。

転職して見えたもの(20代後半~30代前半)

これまでの仕事人生で、過去の自分に「グッジョブ!よく決断した!」と言いたいことのひとつは間違いなく、この転職でした。前職でもそれなりのキャリアを築けたかもしれませんが、少し異なる業界に移ったことで、より多くの経験が積めたと感じているからです。

「LIFE SHIFT」では、長い人生を生きる人にとって資産管理が大きな課題となると説きます。資産とはマイホームや貯金のような有形資産だけでなく、無形資産(生産性資産、活力資産、変身資産の3つ)も含まれます。私にとって、20代後半での転職は、この無形資産のうち「変身資産」だったのだと改めて思いました。
変身資産とは、人生の途中で変化と新しいステージへ移行を成功させる意思と能力のこと。「3ステージ型」ではあまり必要ではなかったこの資産が、「マルチステージ」を生き抜くためには不可欠になってくるのだとか。私自身、転職で薄っすら実感した「変身資産」ですが、30代後半に突入してからさらにその重要性を感じるようになりました。

学び直しをゆるく始める(30代後半)

この20年弱を振り返り、結局、会社勤めであっても「ずっと同じところに留まる」ほうが稀なのだと気づきました。私の職場には、事業部ごと消滅して畑違いの技術部門へ移ってこられた方が大勢います。まったく新しい技術を一から学ぶ先輩を間近で見ているうちに、何歳になっても学び直しは可能だし、これからはとくに必要になっていくのだと強く感じています。
そんなわけで、「LIFE SHIFT」で書かれた内容は、2022年を生きる自分にとって、さほど目新しいものはありませんでした。「ですよねー」と言った感じ。まぁこれは、日本語版が出版されて6年経つうちに、「学び直しをして、キャリアを変化させながら働くこと」がかなり世間に浸透してきたからですね。30代後半の今、いまのキャリアに拘らずに、この先10年、20年後にどんな仕事がしたいのかを自分に問いながら、学び直しをしたいと思っています。

コロナ禍のなかで、昨年出版された「LIFE SHIFT2」は、100年ライフの実践編とのこと。今後の仕事人生のヒントのため、こちらも読んでみたいです。

▽ 紹介した本はこちら


LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略


LIFE SHIFT2―100年時代の行動戦略

▽ わが家の暮らしが本になりました

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