先月、3人目末っ子が1歳になりました。それに伴い、私の育休も終了。
……なんですが、わが自治体は年度途中からの保育所の入所が絶望的。次男は早生まれなので、1歳クラスに4月入所だろうから、育休は延長しないとなぁ。
と、休む算段をしていた産前のある日。突然の「待った!」の声がかかりました。
そう、夫です。
「3人目の育休は長期で取りたいと思っている」
1|夫の育休、妻の育休
夫はこれまで、長女と長男で育休を2回取得しています。
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期間はどちらも3週間。私の産後すぐは実母のサポートで乗り切ったため、夫の育休は家事育児に専念というより、「赤ちゃんと過ごす時間を持つ」が実体でした。
「3人目育休では家事育児をがっつりしたい」と夫。
彼がそう思うに至った経緯は割愛しますが、「夫の長期育休」によってわが家に育休、ひいては夫婦の働きかたの選択肢が増えたことは事実。
これまで、赤ちゃんの自宅保育期間は私が家事育児/夫が仕事の主担当でしたが、3人目は、①私単独、②夫婦で、③夫単独の3パターンの育休を組み合わせることにしました。
2|産後の私には、復職まで最低「1年間」必要だった
男性育休の場合、「(妻の)産後8週間以内に取得した場合、再取得できる」特例があります。
夫はこの制度を利用して、育休を2回取りました。
1回目は私の産後8週間(私の産休期間中)に、新生児育児と妻のサポートを目的として。
一度仕事に戻り、育休2回目は私の復職と交代して取得するでお互いが合意。
「ヨリはいつ復職しても良いよ。いける!と思ったタイミングで仕事復帰しなよ~~」
という夫。
……え?でもそれっていつ?
私は、1人目は産後半年で、2人目は1年半で復職しました。
思い返すと1年半はともかく、産後半年での職場復帰はなにより体がキツかった。体重は戻らず、胸は張り(授乳は結局止めました)、髪もごっそり抜ける時期の職場復帰は、出来れば避けたい。
そこで、3人目の育休を初めて(!)ぴったり1年間取得することに。延長も切り上げもなし。余計な手続きもなし。
1歳以降の育休延長分は夫と交代することに決めました。
育児休業は、育児・介護休業法に基づき、保育所などに入所できない場合に限り、子が1歳6か月まで(再延長で2歳まで)延長することを可能としています。※育児休業は原則として子が1歳になるまで。
──出典「厚生労働省|育児・介護休業法について」
2|自分のこと“だけ“に集中できた
そんなわけで、子どもたちの生活が変わっていない(保育所に入っていない)状況下での復職は3回目にして初めてのこと。
朝いちばんで、ごねる子らを保育所へ連れていくこともなく。
仕事中に、娘/息子は泣いていないだろうか?ご飯食べただろうか?まさか、熱は出ていないよね……?と気に病むことも、何度もスマホを確認することもなく。
たとえ職場が炎上していようとも、「お先に失礼しまーす!」とダッシュでお迎えへ走ることもない復職は初めて。
朝は自分のペースで家を出て、仕事が保育所からのお熱コールで中断されず、帰宅後すぐに皆で「いただきまーす」が出来る日々。
また、子どもたちの生活に大きな変化がないため、気持ちが昂ったり、荒れたりもとくに感じません。私が復職したばかりだというのに、なんて穏やか……!
「仕事“だけ”できる日常って、5年ぶりかも」
夫がつくったカレーライスを頬張りながら思わずそうつぶやくと、「最高でしょ?」とすかさず夫が茶々。うん、最高です。
それでも最初の1週間はドーン体が重く、夜9時台には寝落ちする毎日でした。
環境が変わると少なからずストレスを感じますね。そんなストレスを最小限にしてくれた夫の育休に感謝!グッジョブ!!
3|次回は完全共働きが再始動します
「おかあさん、これ会社に持ってっていいよ。」
5歳娘がラキューで作ったペン立てを渡してくれました。
復職したての私を応援してくれているのかな?娘の真意は分かりませんが、会社パソコン脇に置いたラキュー(写真)をみるたび、背筋がしゃんと伸びる気がします。
ガーン昨日のラキューツイ、誤って削除しちゃった…。
育休復帰した私に5歳娘が渡してくれたペン立て。娘が「(職場の)みんなにいいな〜って言われた?」と聞くので、「(Twitterで)400人以上がイイねしてくれたよ」と伝えたところ、「えぇ!」と驚いていました。皆さま、ありがとうございました pic.twitter.com/0cnM8uLAeQ— ヨリ (@yori_mi_chi) February 1, 2020
(いいねしてくれた皆さま、ありがとうございます!)
さあ、つぎはいよいよ末っ子の保育所入所。
4月には「共働き」の歯車が1年4ヶ月ぶりに回りはじめる予定です。ギアは錆びついていないか、ちゃんと噛み合っているのか、今からとっても心配。
フルタイム、時短、フレックス、リモートワーク……。
夫婦ともこれからの働きかたを摸索しつつ、また一方で、子どもたちとの生活を楽しむことも忘れないでいたい。
超余談ですが、5歳娘にこれまたラキューで作った歯車を渡したところ、「楽しくってずっと回していられる~~」との言葉を頂戴しました。
生活が回らーん!と思った暁には、この言葉を心のなかで反芻しようと思います。
「(生活が)楽しくってずっと回していられる~~!」と、無理なく言える共働きライフを目指したい。
家族で協力すれば大丈夫!だよね……(不安)
▽2人目育休復帰の記事はこちら
コメント
初めまして、最近ブログを読ませていただいています。
我が家には中学生の娘がおり、もうだいぶ放っておいてもなんとかなるのですが、お子様三人で保育園で大変そうなのに日々をたのしんでいらっしゃる様子が伝わり、私もこんな風に子育て歩んで来たかったなぁと少しうやらましく、懐かしい気持ちです。
どうぞお身体に気をつけてください。これからも楽しみに読ませていただきたく思っています。
よろしくお願いいたします。
はじめまして、コメントありがとうございます。
このブログは、私が将来(それこそ子どもが思春期になった頃)読みかえして懐かしむため、楽しい成分多めで記録しています(笑)
なので、むむこさんが「懐かしい気持ち」でブログを読んで頂けてると聞きとても嬉しい。ありがとうございます♡
また、温かいお言葉に仕事疲れが吹っ飛びました。重ね重ね、コメントありがとうございました!