大切なことなので、はじめに書いておきます。
育児や仕事でいっぱいいっぱいな時はとくに、
「頑張って」お部屋を片付ける必要はないし、
「お片付け」を含む家事全般よりも、休息を優先して!!
そう、自分に言い聞かせながら、現在、乳幼児3人の子育てに追われる毎日を送っています。
(保育園に行くまえのリビング)
・・・とはいえ。
これは私自身の気持ちの問題なんですが。
散らかった部屋はなんだか落ち着かない。
毎日パッとお片づけして快適に過ごしたい。
3人目育休中のいま、子どもを保育園に送ったあと、リビングをキレイに整えることが日課となりました。
といっても、片付け時間は「5分」ほど。
現状回復、終わりっっ
□ ゴミを集めて捨てる
□ オモチャはオモチャ箱にぽいぽいっとしまう
□ コードレス掃除機でざっと床掃除以上で、所要時間は5分。
オモチャの収納は、ざっくり分類して、ワンアクションでしまえるような仕組みにしています。 pic.twitter.com/Isa4WeGyjx
— ヨリ (@yori_mi_chi) 2019年5月14日
わが家は、2年前にリビングにオモチャ収納をつくる際、「お片付けしやすい収納」を重視しました。
関連記事 リビングを子供の遊びスペースに。オモチャの収納を考える
片付けの動線を考えて、収納を組み立てた結果、
片づけにかかる時間も、取り組むまでの心理的ハードルもほぼ無し。
「頑張らなくても」片付いたリビングが維持できるようになった、と恐れ多くも自負しています。
最近では、
「どんどん散らかして遊べばいいよ~~」
と、おおらか(?)な気持ちで、4歳、2歳が盛大に散らかして遊ぶ様子を、眺めることができているような、いないような(笑)
そこで今回は、2年間でアップデートを重ねたわが家の「オモチャ収納」について。
私が考える「片づけやすいポイント」を挙げていきます。
どなたかのご参考になれば、うれしく思います。
サクッと見る
お片付けしやすい収納は?
その前に、「お片付けしやすい収納」とはどんな収納でしょうか?
この点に関しては、さまざまな片づけ関連の書籍やブログで言及されつくしているかなぁ、とは思いますが。
一応、私の目線で「ポイント」を記しておくと、
- ワンアクションでしまえる
- 物に定位置がある
- 仮置き場がある
- 物は収納スペースに対して8割まで
以上が真っ先に思い浮かびます。
「オモチャ収納」も、上記のポイントを意識して収納システムをつくりました。
(リビング正面すべてが「オモチャ収納」)
それでは。
実際にわが家のオモチャ収納で、「ここが片づけやすい!」というポイントを具体的にお伝えしていきます。
ポイント① 箱の上を開ける(蓋はしめない)
まず、「ワンアクションでしまえる(取り出せる)」ようにするため、オモチャ箱の上は開けっぱなしがデフォルト。
上の写真は、一軍のオモチャ置き場です。
収納家具は無印良品のスタッキングシェルフ。ここにボックスを組み合わせて使っています。
関連記事 無印良品スタッキングシェルフで子供のオモチャを収納
関連記事 子供と暮らす部屋づくり|4歳と2歳が思いっきり遊べるリビングへ
このボックスは重ねることができるため、実際は収納スペースにもっと箱を置くことが可能。
ですが、「ワンアクションでしまえる」を優先して、上は開けたままにしています。
また、箱の上のスペースを広くとることで、収納家具から箱を出さなくてもオモチャがしまえます。
片付けは、オモチャを箱にポイポイっと投げいれるだけ・・。
そのため、箱のなかは雑然としていますが(笑)
正面からはぱっと見でキレイ、かな!?
ポイント② 定位置は決めるが、細かく分類しない。
お片付けは「オモチャをポイポイ投げいれる」と書きましたが。
何も考えずに手が動くのは「物の定位置が決まっている」からが大きい。
しまう場所が明確なので「これはどこ?」の迷いががなくなり、テンポよくお片付けできます。
ただ、いろんな種類があるオモチャたち。
細かく「収納場所」を決めてしまうと、それはそれで維持・管理が大変そう。
そこで、わが家では「メインのオモチャ」と「それ以外」というように、大まかで子どもでも分かりやすい分類にしています。
(娘のオモチャは、半分以上プリキュア)
(引き出しのなかもザックリと分類)
ポイント③ なんでもボックスを置く
気がつくとどんどん増えるオモチャたち。
なかには分類に困ったり、すぐに一軍から降格してしまうオモチャなども。
(ハッピーセットのオマケとか、ガチャガチャとか、謎の工作物とか etc…)
一瞬でも置き場に迷う物があれば、さくさく動く片づけの手だって止まってしまう。
そこで、「オモチャの仮置き場」も準備しました。
仮置き場の整理は、時間があるときにゆっくりと行います。
(机の下には「なんでもボックス」を設置)
写真の「なんでもボックス」は、整理したばかりでキレイですが。
実際は、工作や折り紙にハマっている4歳児の作品でごちゃごちゃしています(いっぱいになるまで放置です…)。
また、オモチャ関係の「なんでもボックス」はこちら。
ただいま、縁日のお面が陣取っている・・。
これから始まる夏祭りシーズンで使い倒して処分できれば、と目論んでいます(笑)
ポイント④ オモチャは「収納」の8割以下におさえる
さいごのポイントは「物は収納の8割以下まで」。
最近また、4歳長女と2歳長男のオモチャでパンパンになってきたわが家の収納スペース。
そろそろ、収納を思いきって増やすか、もしくはオモチャを断捨離したいと思っています。
さいごに、子どもと「お片付け」
毎朝、保育園に行くまえに、所狭しとオモチャを広げて遊ぶ子どもたち。
「お片付けしてから保育園にいこうか!!」
そう声がけしても、4歳と2歳は率先してお片付け…とはいかない。
まあ、少しづつでも子ども自らお片付けできる日が増えていけばオーケー。
散らかしっぱなしの日は「そんな日もあるよね」と、気にせず親(私)が片付けています。
また、「これは片づけない!」と子どもが主張するときは、その理由に私が納得すればオモチャを出しっぱなしにすることも。
(「パズルは片づけないで!」と、4歳児)
いずれにせよ。
「片づけやすい収納」は「取り出しやすく、遊びやすい収納」でもある。
毎日のように、リビング中がすぐにオモチャだらけになるのですが。
子どもが没頭して遊ぶ姿は、とても可愛い。
「まあ、いいか。すぐ片付くし」
そう、散らかっていても気にならない毎日なのも、「片づけやすいオモチャ収納」のおかげかもしれません。
(でも、ここに登るのは危ないからやめて!)
▽オモチャ収納の記事。こちらもどうぞ