
子どもの欲しがるものはなんでも買い与える、わけではありませんが、思い返すとわが家はけっこう買っているほうかもしれません。「欲しい」という強い気持ちがあると、おもちゃなら使い倒すまで遊び、本なら夢中になって読んでくれるからです。

最近は、二男に「日本地図パズル」を購入しました。重度知的障害がある二男は、「これが欲しい」と言葉で明確に伝えることはありませんが、行動を見ていると、何に興味があるのか分かるようになってきました。ここ数カ月は日本地図を紹介する動画を食い入るように見ていて、さらに放課後等デイサービスでも日本地図パズルで遊んでいると聞き、同じようなパズルの購入を決めました。

「日本地図パズル」は都道府県がピースになったものです。数あるなかから、知育玩具でよく知られている「くもん」の日本地図パズルを選びました。決め手は、ピースが厚くて持ちやすく、プラスチック製でしっかりしていたから(二男はお気に入りのおもちゃをお風呂にまで持ち込みたがるので、紙製パズルは真っ先に候補から外れました)。案の定、二男はこのパズルにどハマり。独特な遊び方(ピースを枠の反対側にはめるなど)を日夜試しており、見ていておもしろいです。

ずぶずぶと何かに没頭し、寝食を忘れるほど夢中になれる。そうした「好き」は、これからの二男の生活をきっと豊かにしてくれるはず。お金とスペースが許す範囲にはなりますが、子どもの興味関心をキャッチしたら、なるべく与えてあげたいです。
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