東南アジアを旅行したとき、屋台で食べたヤムウンセン(春雨サラダ)がとてもおいしくて、今でもときどき思い出します。あの味をもう一度食べたくて、わが家ではヤムウンセンを手作りするようになりました。夫が何度も試作を重ねて、気がつけば20回以上。今ではレシピを見なくても作れる、定番の一品になっています。作っていく中でわかったのは、ナンプラーとパクチーがあればしっかりおいしくなること。そして、手順も材料も意外とシンプルなことです。
材料
材料はこちら。調味料は目分量で入れ、味見をしながらナンプラーの量を調整します。
- 春雨(マロニーでも可):50g
- ピーナッツ(無塩):適量
- むきえび:適量
- ひき肉:適量
- サラダ用の野菜(ミニトマト、キュウリなど):適量
- パクチー:適量
- 調味料
- ナンプラー:大さじ4〜3
- レモン果汁(ポッカレモンなど):大さじ3
- 砂糖:大さじ3
- すりおろしにんにく(チューブで可):適量
作り方
鍋にお湯を沸かし、春雨をゆでます。同じ鍋に冷凍のむきえびとひき肉を加え、一緒にゆでてしまいます。
春雨を茹でている間に野菜を切ります。冷蔵庫にあるサラダ野菜で十分。本場ではセロリを入れるようですが、わが家では使わないことの方が多いです。
ピーナッツはすり鉢や袋で細かく砕きます。食感のアクセントになり、サラダ入れるとぐんとおいしくなります。
タレは、ナンプラー、レモン果汁、砂糖を4:3:3の割合で混ぜます。にんにくはお好みで。後は味見しながら整えていきます。
ボウルに、ゆでた春雨・えび・ひき肉、野菜、ピーナッツ、タレをすべて入れてよく混ぜます。最後に刻んだパクチーを加えます。
器に盛りつけたらできあがり!ナンプラーやパクチーの香りは強いですが、子どもたちもよく食べています。辛味があるとより本格的な味なるため、取り分けたあとで大人は一味唐辛子やラー油を足しています。
暑い季節には、ヤムウンセンにグリーンカレーやタイビールを合わせて、食卓でアジアの空気を感じながら食事を楽みたいです。