在宅勤務中に上司から電話がかかってきました。ふだんはメールやチャットでやり取りすることが多いので珍しいなと思い電話をとると、「今大丈夫?電話で話すことではないんだけど…」との前置きに、ついに部署?まさか転勤?と背筋を正します。ですが上司の次の一言は私がまったく予想していないものでした。
「〇〇(海外某国)駐在の次の候補にヨリさんの名前が挙がっています。ご家族と相談して、行けそうかどうかを次の面談で教えてください」
正直驚きました。3人子どもがいること、そのうちの1人は障害を持っていること、そのサポートのためほぼ在宅勤務をしていることは、会社側も知っています。それでも私を候補にあげてくれたことに対し、単純に「上層部すごいな…」と思いました。「声をかけていただいて光栄です。家族とは相談してみます」。そう言って電話を切りました。
その夜、夫に海外帯同の話を切り出しました。わが家の状況を考えると、家族全員で海外に行くことも、私が単身赴任することも、どちらもむずかしいと思います。「でも今回は断ろうと思ってるよ」というと、「え!行けばいいじゃん。オレは会社辞めてついてくよ」と夫。あまりにサラッと返されて、またまた驚きました。
いつか海外で働いてみたい。そう思い始めたのは20代の終わりでした。その後、30代は子ども3人の出産と育児に追われ、40代目前で末っ子の障害が分かります。育児が落ち着くまもなく子どものケアものしかかり、いつの間にか「海外で働いてみたい」という気持ちがしぼんでいたことに気がつきました。今回チャンスをもらってまず思ったは「私には無理…」でした。
ですが、自分にブレーキをかけていたのは「自分だけ」だったようです。3人子持ちワーママの私にも等しくチャンスをくれた会社や、専業主夫になり海外帯同するという夫の言葉に背中を押されます。もっと自分のやりたいを大切にしてあげたい。無理と決めつけてしまう前に、家族や周囲と相談して、様々な道を探っていきたいと、強く感じました。
残念ながら駐在は、候補に挙がっただけでや話自体がなくなりました。ですが私の業種は駐在や長期出張の機会が多く、手を挙げ続ければまたチャンスはあると思います。40代はゆるく働いていこうと思っていましたが、大黒柱&海外で働く未来もあるりうるかもしれません。流れに乗りながら楽しく過ごせたらいいなと思います。とりあえずオンライン英会話は続けよ!
コメント
「いつか海外で働いてみたいな」と恥ずかしながらに言っていたヨリちゃんを思い出したよ。この記事を読んでなんだかパワーをもらえた。
ヨリ夫の身軽さも凄い。笑
フレーフレーヨリ子。陰ながら応援してる(^^)
>pisa!コメントありがとう!!
私もpisaの応援にパワーをもらえたよ。
海外で働きたいと話していたこと、覚えていてくれだんだね。
言葉にするって大事だね笑
またチャンスがもらえるように頑張る!