子どもが小学生になり、朝の家事に「お弁当づくり」が加わりました。 昼ごはんは、夫婦とも社食、子どもたちは給食だったので、わが家にとっては初めてのお弁当づくりです。
「朝食のついでにお弁当もつくって欲しいなあ」
渋られること覚悟で夫にそう言うと「いいよ」と軽い返事が返ってきました。あまりの軽さに、「本当にいいの?無理だったら断っていいんだよ!」と、私が詰め寄ってしまったほど。
〇 1日目
「お弁当のおかずは何がいい?」
前日に娘に確認する夫は、どうやらやる気のようです。ありがたい。初日は、おにぎり、卵焼き、冷凍唐揚げ、冷凍ブロッコリーでした。冷凍食品は保冷剤がわりに欠かせないので、学童弁当のためにいくつか買い置きしておきました。
〇 2日目
前日の夜にせっせと卵を茹でる夫。明日は卵サンドをつくるのだとか。嘘だろ、朝からサンドイッチつくる?私にはとてもできない芸当です。やはり夫にお弁当づくりを一任してよかった。
〇 3日目
お弁当に欠かせないおかずが分かってきました。
まず、卵はひとパック多く買わないと足りなくなること、野菜はミニトマトと冷凍ブロッコリーで固定のこと、最近の冷凍食品はとても美味しいこと、などなど。
〇 4日目
「大した料理はしてないけれど、朝は台所からずっと離れられない」
夫が嘆いていました。娘のリクエストでおにぎりを握っているし、具は2つとも違うし、十分大した料理をしていると思うのだけど。今週から、私の分のお弁当もつくってくれました。ありがとうございます。
〇 5日目
再びのサンドイッチ。
「ハムとチーズの組み合わせをすっかり忘れていた!簡単だし美味しいし最高だね」
夫が嬉しそうに報告しています。おかずはミニトマトが切れたので、週末作り置いた常備菜でスペースを埋めたとのこと。色合いが茶色いことを気にする夫。いーのに!
〇 6日目
あるもの全て詰め込んだお弁当。
実は、娘はあまりに煮物を食べません。「レンコンのきんぴらを入れたけど、食べられるかな?」と夫が心配していましたが、空っぽのお弁当箱をが返ってきてほっと一安心。美味しかったの一言は本当にうれしいですね。
娘に、学童弁当の様子を聞くと、わが家のようにパパがお弁当をつくったと言う子もちらほらいるみたい。そういえば私の会社の先輩(男性)も、お弁当づくりがあるから長期休暇は大変なんだよなあ~とボヤいていたっけ。
「夏休みもよろしくね!」
怒涛のお弁当週間を終えた夫にそう言うと、「つぎは交代でつくろう」と苦笑いが返ってきました。
いよいよ待ち遠しかった給食がはじまります。
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