半年ぶりの絵本の記録です(前回はこちら)。
絵本は図書館で借りることが多いですが、私が「これは…!」と感じたものは月1~2冊ペースで買っています。ここ半年で購入した絵本を俯瞰すると、下記の特徴がありました。
- 楽しく学べる絵本
- 絵本から児童書へのステップアップ本
- 5歳3歳のリクエスト絵本
今回は、5歳3歳の前半で購入した絵本のなかから、とくに印象深かった「7冊」をピックアップして記録したいと思います。
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■ 楽しく・学べる絵本
前提として、絵本(本)は娯楽、子どもたちが好きなものを読めばいいと思っています。基本的に絵本を購入する基準は、子らの「これが欲しい」。
……なんですが、「これ、幼児教育に良さそう」と、私の独断偏見で買ってしまう場面も増えました(笑)。3人いれば誰かのアンテナには引っかかるかなぁとの目論見。
以下、3冊はそんな「私目線」で購入した絵本です。
① 世界の海1001のさがしもの
5歳長女がはまった、『1001のさがしもの』シリーズ。写真は、海をテーマにした『世界の海1001のさがしもの』です。
見開き1枚の絵から、たとえば『大海原』では、3ひきのマンボウや10ひきのサバ、4とうのヨシキリザメなどを探し、数えます。
悠々泳ぐマンボウをみて、「ふだん広い海にいるマンボウはまっすぐしか泳げないから、水族館だと直ぐに水槽にぶつかってしまうんだって」と子どもたちに話したり、群れをなすサバ(探すの簡単!)に襲いかかるヨシキリザメの鋭い歯に息を飲んだり。遊びながら生物の生態を観察できるところが良いです。
また、3歳息子はこの絵本を通して「数を数える」ことを覚えつつある。遊びがてら、生物の名前や生態、そして数の概念を学べる絵本なので重宝しています。絵柄も可愛い。
5歳がはまり中のシリーズ。虫や魚を数える絵本。
緻密なイラストのなかには多くの生き物が出てくるので簡易版図鑑にもなるし、じっと目を凝らすと生物の生態(しろくまは泳ぐなど)の気づきもある。
私は、3歳息子が「いち、にぃ、さぁん、ろく!」と見よう見まねで数える姿に萌え… pic.twitter.com/VPs05y7eHK
— ヨリ (@yori_mi_chi) December 4, 2019
② I SPY MERRY CHRISTMAS
洋書です。幼児の英語教育はまだですが、生活のなかで自然と英語に触れる環境は作っていきたいと思い、洋書絵本をいくつか本棚に忍ばせています。
『I Spy Merry Christmas』は、翻訳版の『ミッケ』が好きな子どもたちの贈り物として、2019年のクリスマスプレゼントで購入。
洋書とはいえ、英語はほぼ単語だし、写真付きなので「読めない、分からない」のストレスはありません。
さがしもの難易度は3歳でなんとか、5歳で余裕でした(対象年齢は4-8歳)。A5判サイズで薄い絵本なので持ち運びやすいところもうれしい。
③ Michi
書店でひと際目を引いたJunaidaさんの『Michi』。
5歳長女は迷路好き、不思議な世界好き(安野光雅さんの『ふしぎなえ』とか)。この絵本は絶対にハマるだろうの直感は的中し、娘の「一緒にみよ~~」と持ってくるナンバーワン絵本になりました。
『Michi』には字がありません。
ふしぎな街の「道」はまるで迷路のよう。
複雑に入り組み、交差し、階段を登り降り、トンネルをくぐり、目的地(次の街)を目指します。
迷路あそびと同時に、空間を把握する力も鍛えられそう!
……との親の狙いは今のところスルー。5歳3歳はふしぎな街を眺めながら空想に浸っています。それもまた良し。
3歳はオバケの国が好き。
(※上記画像2枚はAmazonからお借りしました)
■ 絵本から児童書へのステップアップ本
ひらがなカタカナの読みをマスターした5歳長女は、ひとりで絵本を読む(音読)するようになりました。来年度から年長さんになるし、そろそろ児童書にステップアップする時期かもしれません。
そこで、児童書を読むための下準備として、「挿絵が全ページにある、アニメの絵本」を読み聞かせを始めました。
アニメ絵本は登場人物がすでに脳内インプット済みなので、長文耐性がない5歳3歳でも最後まで聞いてくれるかなと、選んだのはこの2冊。
④ 『忍たま乱太郎』シリーズ
子どもたちが大好きなアニメ『忍たま乱太郎』の児童書を古本で購入しました。シリーズで数十冊でているので、子どもがハマるようであれは、図書館から借りて読破したい。
……と思いましたが、まだ5歳3歳には早かったみたい。一度通しで読み聞かせしただけで終わりました。
折をみてまた、子どもと通読チャレンジしたいです。
5歳年中の長女に読み聞かせ中の「忍たまシリーズ」。
そろそろ絵本から児童書にステップアップできるかなと買ってみた。
字も大きく、全ページイラストつきなので最後まで飽きずに読めました。
ただ朗読する私がきつい…笑笑 pic.twitter.com/bmDOVwfmQm— ヨリ (@yori_mi_chi) December 4, 2019
⑤ アナと雪の女王 10のおはなし
プレゼントで頂いた絵本、『アナと雪の女王 10のおはなし』です。映画本編を含む10話のミニストーリー集。
1話が5~10分で読み終わり、挿絵はカラーで見開きに2,3点あります。まさに、絵本以上、児童書未満。年中さんの5歳娘にぴったりな絵本でした。すごく良かった。
■ 5歳3歳のリクエスト絵本
最後は、5歳3歳のリクエストで買った絵本。購入点数はこのカテゴリが一番多いです。なかでもこちらの2冊はよく読みました。
⑥ 11ぴきのねこふくろのなか
5歳が好きな『11ぴきのねこ』シリーズ。
なかでも『11ぴきのねこふくろのなか』のお話はとくに印象に残ったようで、散歩中、急に「なんで、ネコたちは(あぶない)橋を渡んったんだろう」「(取ってはいけない)花をとったんだろ~」と言いだす事もしばしば。ちょっと間抜けな敵キャラ・ウヒアハ(ネーミングセンスが秀逸!)は、一度見ると忘れなれない。
⑦ キャベツくん
一方、3歳息子は『キャベツくん』がお気に入り。
ブタヤマさんとキャベツくんのコミカルなやりとりに息子は大爆笑でした。キャベツになった動物たちが登場するたび、毎回「ブキャ!」と驚くブタヤマさんが面白い。
・・・
以上、5歳3歳の前半で購入した絵本7冊でした。
まもなく1歳の末っ子も絵本ライフに参戦する頃。どんな絵本に興味をもつか(もしくは、全スルーするか)楽しみです。
まずはノンタンあたりから攻めようかなぁ!
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