AI時代の学び方。Z世代エンジニアの書いた本が面白かった

最近、職場での雑談の鉄板ネタといえば、老若男女問わず「生成AI」の話題です。私の職場は20代から70代まで、幅広い年齢層が在籍していますが、少し前まではChatGPTなどの生成AIに興味を持っていたのはほんの一部の人だけでした。しかし最近では、みんなが使い始め、それぞれ自分なりの感想を持つようになっています。

話を聞いていると、「生成AI」に対する感想は二つのタイプに分かれると思いました。一つは「AIは間違ったこともそれっぽく書くから信用できない」という慎重な立場の人。もう一つは「一瞬で質問に答えてくれる!」「謝罪メールを自分の代わりに書いてくれたよ(え?)」と、その便利さを楽しんでいる人です。私は後者で、同僚と「こんな使い方をしているよ」と情報交換することが楽しいと感じています。

最近「#100日チャレンジ 毎日連続で100本アプリ」という本を読みました。著者はZ世代のエンジニア。大学4年生でChatGPTに出会い、プログラミング初心者ながら、生成AIと対話しながらアプリ開発に乗り出します。まるで同僚と生成AIの使い方について情報交換しているような感覚で、あっという間に読み終わりました。

本書では、著者が最初はChatGPTの指示をそのまま受け入れていたものの、次第に自分の意図を明確に伝え、ChatGPTを補助的な存在として使いこなしていく過程が描かれています。ChatGPTとの対話を通じて知識やスキルをどんどん伸ばしていく姿に、生成AIは答えを教えてくれる「道具」ではなく、思考をサポートしてくれる「パートナー」だと再認識しました。

また、「プログラマーとエンジニアの違い」についての話も印象的でした。「プログラマーは与えられたタスクに対してコードを書き、動くものを作る。一方、エンジニアはシステム全体を見渡し、効率的なアルゴリズムを選び、長期的な運用を考えなければならない」という言葉には、技術職の端くれとして深く共感しました。

私はIT系の職種ではありませんが、この視点は自分の仕事にも当てはまると感じています。生成AIが登場した今も、システム全体を見据え、主体的に設計を進めることの重要性は変わりません。むしろ、生成AIを相棒にしながら試行錯誤することで、より効率的な設計ができるのではないかと期待しています。これから生成AIとともに、仕事の進め方がどのように変わっていくのか、とても楽しみです。

※今回のブログはChatGPTと一緒に書いてみました!

▽ 紹介した本はこちら

ランキング参加中です
にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ

わが家の暮らしが本になりました

\ Share the article /