年末に向けて、家の片づけを進めています。週末は子どもの本棚を整理しました。上の子たちはすでに小学生。絵本はほどんど手に取らなくなりました。知的障害のある二男(5歳)は、一部の絵本のみを繰り返し眺めています。そこで二男が見る絵本以外は手放して、次の本のためにスペースを確保しよう。そう思って作業を始めましたが、まぁこれがなかなか進みません。
こちらは二男か好きだった絵本。ページが破れるたびに補修して何度も読んだなぁと、セロテープがベタベタ貼られたページで手が止まります。子どもが読んでいた姿が思い出され、手放す決断が揺らぎます。
「バムとケロシリーズ」は背表紙が破けてしまっています。こちらの絵本も二男のお気に入りで、絵本を広げて食い入るように眺めていた時期がありました。言葉を発しない二男ですが、絵本を見る背中から「この絵本が好き!」と聞こえるようでした。
ボロボロの絵本は、子どもがたくさん読んだしるしですね。落書きや破れにも思い出があり、捨てようと思った絵本をそっと本棚に戻しました。私にとって、これらはまだ手放す時期ではないのかも。使わないけれど捨てられないものは、置き場所を決めて保管したいと思います。