おもちゃや学習用品など、子どものものが増えるたびに「どのようにしまおうか」と悩みます。その際、いちばん最初に確かめるのが、子どもたちが通う小学校や保育園ではどうしているのか? です。小学校では、児童が自分のものを管理しやすい工夫が、保育園では、幼児でも片づけしやすい工夫が満載で、家の収納でもこれらが参考になります。
(二男用の増えたパズル、収納はどうする?)
最近、二男(4歳)が幼児用のパズルにハマっています。そのことを義母に話したら、この夏帰省したときに、パズルをたくさん用意してくれました。上の子たちのおさがりも合わせると二男のパズルは6種類にもなりました。多い!
幼児用パズルは片づけに困るおもちゃのひとつ。バラバラのピースは紛失しやすく、置き場所にも悩みます。そこで、「保育園ではどうしているのかな?」と、二男のお迎え時にオモチャ収納場所を確認してみました。
(複数のパズルはそれぞれ袋に収納します)
保育園では、パズルはチャック付き、半透明の袋にしまっていました。一つずつ袋にしまうことで、10種類以上あるパズルも、すっきりと棚に収まっています。
(なかのものが見える半透明・メッシュの袋)
なかのものが見える袋なら、目的のパズルがすぐに見つかります。子どもたちも遊びやすそう。また、チャックにはループが通されており、幼児でも簡単に開け閉めできる工夫もされていました。これはぜひ家でも取り入れたい。
100円均一で保育園のパズル収納袋と似たようなものを購入しました。ダイソーのB4サイズ「ビニールネットケース」です。ありがたいことに、チャックには初めからループ付き。
(二男がひとりでパズルをしまった!)
発達が遅く、手先を使うことがにがてな二男ですが、この袋ならひとりで開け閉めしてパズルの片づけができます。子どもが使いやすい工夫をすることで、自立の助けになるのだと改めて実感しました。
子どもの収納用品に迷ったら、小学校や保育園ではどうしているかを確認すると、様々なヒントが得られます。わが家では最近、二男でも遊びやすく暮らしやすい収納を組み立てたいなぁと、療育のやり方を取り入れているところです。気づきがあればまたブログで報告します。