放課後等デイサービス(放デイ)が決まるまで①

二男は、知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。今年4月から特別支援学校に通い始め、同時に放課後等デイサービス(放デイ)を利用するようになりました。

働きながら障害のある子を育てるのは、当初至難の業のように感じていましたが、わが家が(今のところ)両立できているのは、放デイのおかげ。今回は、二男の放デイが決まるまでの過程について、わが家の場合を書きたいと思います(長くなるため、数回に分けて書きます)。

放課後等デイサービス(放デイ)とは?

放デイとは、障害のある子どもたちが放課後や長期休暇中に利用できる福祉サービスです。「学童保育(学童)みたいなもの?」とぼんやり思っていたのですが、共働き家庭の児童を預かる学童とは異なり、親の就労状況は利用条件に関係ありませんでした。

放デイは、日常生活の自立支援、集団生活への適応訓練、余暇活動の提供を目的とした施設とのこと。高校卒業まで利用できます。

二男(小1)の利用状況

二男は放デイが大好き。車で大きな公園や無料の科学館、プールなどに連れて行ってくれ、毎日楽しそうです。楽しすぎて迎えに行くと「もっと遊びたい!」と言わんばかりにポロポロ泣くほど…。

一方で、障害のある子は、新しい環境に慣れるまで時間がかかることが多く、「子どもが放デイに行きたがらない…」との悩みもよく聞きます。その点では、二男がすんなり放デイに馴染めたことは、親として本当に助かりました。

むしろ、二男の様子を見ていると、放デイで多くの方と関係を築いたり、様々な経験を積んだりすることが、よい刺激になっていると感じます。次第に、1カ月あたりの利用上限である23日をフルに活用したいと考える用になりました。

放デイが決まらない!

とはいえ、わが家の自治体では、放デイの需要が高く、定員に対して希望者が多い状況。利用枠を確保するのは簡単ではありませんでした。わが家の場合、4月時点では週4日の利用しか決まっておらず、学校から帰宅した二男を見ながら仕事をする日もありました。

それでも、口コミ情報を基に動いた結果、ようやく週5日すべてで通える放デイが決まった夏休み直前。ようやく小学生以降の二男を育てる環境が整ってきました!

次回は、放デイ先を見つけるまでにした「情報収集」について書きたいと思います。

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