2LDK、パーソナル空間はどうする?

50平米、2LDKのマンションに子ども3人と夫婦の5人で暮らしています。部屋数、広さが限られるため、個室は誰も持っておらず、全ての部屋は家族共有です。

子どもが未就学児までは、すみずみまで目が届くスモールスペースは子育て環境に最適でした。ですが、上の子たちが小学生になり、長女(小3)は思春期に差しかかり、そろそろパーソナル空間について考える必要がでてきたかも…と、感じ始めました。

個室はいるのか?

「パーソナル空間」と聞くと、真っ先に思い浮かぶのは「子どもの個室をつくる」かもしれませんが、実のところ、わが家では子どもの個室はまだ考えていません。個室をつくるにはひと回り広い家に住み替える必要があり、住居費がかかりすぎることが大きな理由です。

(小学生2人の学習机はリビングに置きました)

また、子どもが自室に籠りっきりになるのを、避けたい気持ちもあります。個室は、もう少し年齢があがってから本格的に考えるとして(小学校高学年以降?)、現在は、個室なしでもできるパーソナル空間を持つ工夫を色々と試しています。具体的にはこちらの2つです。

  • 時間差で分ける
  • 部屋を区切る
時間差で分ける

パーソナル空間が欲しいと感じるのは、ひとりでリラックスしたいときと、仕事や勉強に集中したいときの2つです(寝るときは、前回のブログでも書きましたが、ひと部屋で運用しています)。

リラックスしたいときは、ひとりの時間帯を意識的につくるようにします。これは、家族が居るとむずかしいときもありますが、たとえば、夫婦交代で在宅勤務をとり、仕事の合間にひとりでゆっくり過ごしたり、家族が寝た後にリビングを独占して映画を観たりしています。

部屋を区切る

私が、「パーソナル空間が欲しい!」と最も感じるのは、家族がいるなかで仕事をしなければいけないときです(上の子たちがいるなかで、仕事をすることが増えました)。動画を観たり、ゲームをする子どもたちが視界のすみに入ると、どうしても「やりすぎじゃない?」と小言のひとつも言いたくなります。

(仕事中はふすまを半分閉めて、半個室にしています)

そこで、上の子たちが家にいるときは、ふすまで部屋を区切り、子どもの一挙手一投足を見ないように心がけています。部屋は個室でしっかり分けなくても、それこそパテーションなどでゆるく区分けするだけでも、集中して作業できることが分かりました。

今後は、子どもにもパーソナル空間を

最近は、長女(小3)も「家でひとりになりたいときがある」と話すようになりました。放課後は弟たちが帰宅する前まで自宅でゆっくり過ごしたり(時間差で分ける)、周囲がうるさいときは寝室に移動して本を読んだり(部屋を区切る)。長女には、今の家でやりくりする方法を教えながら、環境を整えていきたいと思います。

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