3月、人事でざわつく季節になりました。
わが家もご多分に漏れず・・
夫「3月末と4月に入ってから会社の飲み会が続くけど、夜は任せて大丈夫?」
そっか、そろそろ歓送会の季節だね。
子どもの事は気にせず行っておいで
夫「うん。オレの送別会 」
!!!
私たち夫婦は、どちらも会社員・総合職。
できることなら、いまの会社で細く長く働きを続けたいと思っています。
そのうえで最大の難関は
・・・どちらかの転勤
* * *
私の仕事はエンジニア(非IT系)です。職場は工学部出身者が多く、9割以上が男性。最近は女性も増えてきましたが、30代以降になると数えるほどしか在籍していません。
そのなかで、5年上のワーママ先輩がいました。
難しい性格の若手のサポートについて淡々とプロジェクトをまわすセンパイ、
「子どもと毎日接していると、話が通じるだけマシだなって思うよ」
と言いながら、影で若手集団を巧みに操ります(笑)
仕事が好きで、周囲の人望もあり、部署で唯一のワーママ
密かにロールモデルと慕っていました。
しかし、
突然のご主人の海外赴任が決まり、家族全員でついていくとのこと。
先輩「仕事を続けたいから単身赴任も考えたんだけど、旦那が日本に戻ってくる予定もなくてね」
まじですか。
私が1人目育休中に退職されていきました。
先輩「ヨリさんの復帰後のサポートが出来なくてゴメンね」
いやいやいや、
先輩の方がよっぽど大変だと思います!
女性が仕事を続けていくって難しい。
* * *
メーカー勤めの夫、技術系の職種なので異動は少ないと聞いていました。
が、
最近では「経理」や「研究」などのいわゆる専門職の部署異動が頻発しているらしい。
そして、夫が在籍する部署にも昨年10月に新しく人が異動してきたとのこと。
夫「今まで退職以外で人が補充されないんだけど、もしかして次の人事で俺の部署から誰か異動するかも」
そうなの?
夫「まぁ順当にいけば、俺か◯◯さんかなぁ」
・・それって、確率は2分の1じゃないか!
もしかして「転勤」もありうる?
夫「うん、最近の会社の人事をみていると、その可能性もあるね」
なんと、
突然、夫の転勤フラグが立ってしまいました。
その時は、夫の単身赴任か。
いやいや・・
週末はみんなで公園いきたい
私1人で3歳・1歳をかかえてのワーママ生活は想像を絶する。
やはり家族でついていくことになるんだろうな。
もしかして、このまま育休復帰まで漕ぎ着けないかも
「退職」
の2文字が頭をかすめます。
* * *
3月、人事でざわつく季節になりました。
夫よ、
それで、どこに移動するの?
夫「それが部署だけ移動、勤務地は今のまま変わらずだった」
・・・セーフ
夫「次の部署もゆるく今の仕事と関係があるところなんだ。そこで3年修行してまた戻ってこい、と上司に言われたよ、どこまで本気かわからないけど。」
そうかそうか、
その言葉を信じるならば、しばらく転勤はなさそうです。
つかの間、私は夫の転勤に着いていった「もしもの未来」を想像していました。
どこまで行っても田んぼが広がる地方都市は、私の地元を彷彿とさせる風景です。
家族で一軒家に住み、わたしは子どもが小さいうちは専業主婦。
家庭菜園したり、子どもの洋服を作ったり、味噌づくりにチャレンジしてもいいかな。
最近、サボっていた毎年の梅シロップづくりも復活させようか。
それも悪くない・・
ような気がする。
もしかして心の奥では望んでいたのかもしれません。
9割の安堵と1割のガッカリが混ざった、ざわつく3月人事発表でした。
▽わが家はちょうど夫婦半々で育児・家事・仕事をしています