note や Twitter では、ぽつぽつ投稿していた子どもが好きな「絵本」たち。
「そういえば、まとまった記録をつけていなかったなぁ」と、ふと気になったので、急遽、ブログでもまとめておくことにしました。
今回は、4歳、2歳のふたりがこの半年間でよく読んでいた「絵本」について。
思い入れの深い「6冊」を、振りかえります。
120%の育児記録ですが、どなたかの参考にもなれば、うれしく思います(Amazonのリンクも貼りましたので、レビューの参考にしていただければ幸いです)。
サクッと見る
『まよなかのだいどころ』/モーリス・センダック
最近、4歳長女がよく手に取る『まよなかのだいどころ』は、3人組の風変わりなパンやさんが深夜の台所で歌い踊りながらケーキを焼く、というちょっとシュールなストーリーの絵本。
作者は、『かいじゅうたちのいるところ』でお馴染みのモーリス・センダックです。
下記ツイートもしましたが、絵本の世界を再現した「世界絵本箱」というDVDもあわせて、図書館から借りました。
今週末は暑いので、お家時間を充実させるべく、図書館から絵本を借りてきた。
絵本に対応したDVDも一緒に借りたところ、動画と絵本の相乗効果なのか、子供たちがめっちゃ食いついてる♡
今のうちにコーヒー飲もー💨
ちなみにDVDは「世界絵本箱」シリーズです。
@amazonJP pic.twitter.com/UsGSTQwJEm
— ヨリ (@yori_mi_chi) 2019年5月26日
子どもたちは、映像をとおして「パンやさんが歌っているメロディ(頭にこびりつく系)」を覚え、歌いながら絵本を音読。
私が読み聞かせすると「なんか、ちがーう」とブーイングでした・・。
『おやすみゴリラくん』/ベギー・ラスマン
『おやすみゴリラくん』は、いたずら好きなゴリラくんの話。
動物園の管理人さんがもつ檻のカギをこっそり盗んだゴリラくん、ほかの動物たちを檻の外にだしてしまいます。
…と書くと、なんだかドタバタしたストーリーっぽい?という印象を受けますが。
実際は、動物園の夜の静けさとちょっとワクワクする感じが、じわじわと伝わる絵本。
こちらも、DVDの「世界絵本箱」とあわせて読みました。
映像は、子守歌のようなBGMが絵本の世界観にマッチしていて、とても良かったです。
文字が少ない(1ページあたり、管理人さんのセリフが一言ほど)ため、寝るまえの読み聞かせにぴったりでした。
『シンデレラ』/安野光雅
以前、noteで「3歳児と眺める、安野光雅さんの絵本」という記事を書きましたが、娘は安野光雅さんの「絵」が好き。
そして、ディズニープリンセスも大好き。
というわけで、安野光雅さんの『シンデレラ』を図書館から借りてみたところ、4歳児は音読しながらくりかえし読んでいました。
緻密に描かれた絵がとにかく美しい1冊です。
『ももたろう』/馬場のぼる
「ももたろうの絵本が読みたい」という長女のリクエストに応えて、図書館から借りてきた馬場のぼるさんの『ももたろう』。
これは、もう、ほんっっとによく読みました。
わが家の2019年上半期のMVP絵本です。
『11ぴきのねこ』シリーズで有名な馬場のぼるさん版の「ももたろう」は、すこしとぼけたキャラクターが魅力的。
この本のももたろう、お殿様に命令されて、めんどくさそうに鬼退治に出かけるんですよね(笑)
保育園では、勇敢な「ももたろう」の話を聞いていた4歳児。
これまた「なんか、ちがーう」と言いながらも、楽しんで読んでいました。
絵本の読み聞かせが面倒なとき、『にほん昔ばなし』の市原悦子さんのモノマネをしながら朗読すると、だんだん楽しくなってくるから不思議。
— ヨリ (@yori_mi_chi) 2019年3月16日
(私は、にほん昔ばなし口調で読み聞かせ)
『おばけなんてないさ』/せなけいこ
一方、2歳児は「せなけいこさん」が大大大好き。
わが家の絵本コーナーには『ねないこだれだ』をはじめ、せなけいこさんの絵本が数冊あります。
なかでも、ここ最近は『おばけなんてないさ』が、一番のお気に入りなよう。
歌いながら、自分でページをめくって読んでいます。
『はらぺこあおむし』/エリック・カール
さいごは、うちの絶対王者『はらぺこあおむし』
小さいお子さんのいるご家庭にはだいたいある?と思うほど、ザ・定番絵本ですね。
「好きな絵本をもっておいで~」と子どもに声をかけると、いつも、そのときのマイブーム絵本を持ってくるのですが、『はらぺこあおむし』だけは、なぜか必ず一緒に持ってくる。
4歳、2歳ともに大好きすぎて、所有している絵本はもうボロボロ。
これから、まだ0歳児も読むだろうし、もう一冊買うことになりそうです。
* * *
上の子ふたりが4歳と2歳になり、親が間にはいって遊ぶよりも、ふたりの世界で遊ぶ時間のほうが長くなってきました。
絵本もそうで。
4歳児は自ら音読して絵本を読むようになり、2歳児もそれを真似して歌いながら暗唱している。
そんなふたりの姿をみていると、絵本を親子で一緒に読む時間なんて本当にあっという間なんだなぁと、最近、ひしひし感じています。
だからこそ、残りわずか(?)な子どもと絵本を読む時間を大切にしたい。
これからも図書館を利用しつつ、子どもと一緒に多くの絵本と触れあっていけたら、と思っています。
▽noteでも「絵本」について書いています。よろしければこちらもどうぞ。