いつの間にかできるようになったこと(6歳半の記録)

知的障害のある二男は、4月から特別支援学校に通っています。先日、始めての授業参観があり、学校での様子を見ることができました。算数では、数字のパズルに取り組んだ二男。数字の形が好きなこともあり、1から10までのピースを順番にサクサク並べていきます。すごい!

パズルを終えた後、先生が「1はどれ?」と二男に声をかけました。すると、迷うことなく「1」のピースを手に取り、箱に戻した二男。その後も「2を戻して」「3を戻して」と先生が声をかけるたびに、正しい数字を選んで箱に戻していきます。その様子を見て、驚いてしまいました。

というのも、二男は数字の「カタチ」は分かっていても、「音(言葉)」は分からないと思っていたから。二男はまったく話さないため、私たちの言うことをどこまで理解しているのか、正直分からないのです。けれども、先生とのやりとりを見て、「話すことはまだでも、聞いて理解する力がついてきているんだ」と感じました。

大きなプールに行きました。泳ぎたくて、そわそわしている二男

知的障害のある二男は、そうではない上の子たちと比べると、「いつの間にかできるようになっていた」という経験があまりありません。何度も何度も、スモールステップで教えながら、少しずつ身についていくことばかりです。

だからこそ、今回のように「いつの間にかできるようになっていた」と感じられたことは、私にとってうれしい出来事でした。それはきっと、支援学校の先生方と二男が毎日コツコツと積み重ねてきた時間があったから。その積み重ねが「できること」を増やしてくれているのだと思うと、目頭が熱くなりました。

最近ハマっているのは数字の動画とブロック遊び

これからも、二男のペースで一歩ずつ成長していくのだと思います。言葉が少しずつ分かるようになってきた二男に、いろいろと話しかけてしまうこの頃です。

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