放課後等デイサービス(放デイ)が決まるまで③

前回の続きです。

二男(小1)は知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。障害のある子を育てながら、小学校以降も働き続けるためには、放課後の居場所である放課後等デイサービス(放デイ)の利用が不可欠。

とはいえ、特別支援学校の入学を控えた年度末になっても放デイがなかなか決まりません…。半ば諦めていた私にママ友が言いました。

「3月末まで諦めないで!」

わが家の自治体では、放デイはどこも定員がいっぱいでした。高校卒業まで利用できるため、一度入ると空きが出にくいのだそうです。近隣の放デイに片っ端から電話をかけたものの、見学すら断られる状況に、「子どもを通わせるのは無理かもしれない」と弱気になっていました。

そんなとき、療育で知り合ったママ友に放デイが決まらないと愚痴をこぼすと、「親の転勤などで3月末に空きが出ることもあるから、直前まで諦めない方がいいよ!」と、私がチェックしていなかった放デイの情報を教えてくれました。

送迎アリの放デイに片っ端から電話

放デイによっては、学校から施設、または施設から自宅まで車で送迎してくれるところがあります。当初は自宅近くの施設を優先していましたが、近隣にこだわらず数駅離れた放デイまで範囲を広げて探すことにしました。

新たに5件ほど電話をかけ、そのうち1件から「うちは空きがありませんが、系列の施設なら空きがあるかもしれません」との情報を得ました。すぐにその系列施設に連絡すると、週1日の利用枠を確保でき、放デイと契約することができました!

3月末までに4カ所と契約

さらに、2カ所の放デイとも契約できました。こちらは現時点で空きはないものの、利用者が欠席した際にスポット利用できるとのことでした。3月末まで粘った結果、4月の入学時点で2カ所の放デイで週4日の利用が決まり、加えて2カ所でスポット利用できる体制が整いました。

わが家は夫婦どちらかが在宅勤務のため、放デイのない日は仕事をしながら子どもを見ることができます。そのため、ゴリゴリと放デイを探すのは一時中断し、長期戦でゆるやかに情報を集めることにしました。

次回に続きます。

ランキング参加中です
にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ

わが家の暮らしが本になりました

\ Share the article /