この春、末っ子の二男が小学生になり、わが家からはついに未就学児がいなくなりました。二男には知的障害があり、特別支援学校に通うため、通常の進学と比べて負担は大きいですが、子育てが「新しいステージ」に入ったのだと、じわじわと実感しています。
先月、二男が長く通っていた児童発達支援センターの卒園式がありました。先生方から「小学生になると少し落ち着いた時間ができたと話す保護者が多いですよ」と労いの言葉をいただきました。そのときは、就学準備でバタバタしていたこともあり、「本当にそんな日が来るの?」と半信半疑でしたが、4月も終わりに近づき、あの時の先生の言葉通りかも…と感じています。
4月後半は初めて二男の通う放課後等デイサービス(放デイ)を土曜日に利用しました。これまで休日は家族一緒が当たり前だっただけに、二男がいない休日は新鮮。それは少しさみしくもあり、でもちょっとうれしくもありました。
ゴールデンウィーク直前の4月最終週、子どもたちは4日間学校に通います。一方、会社員の私と夫の予定は少し異なります。5月1日はメーデーで会社が休み。さらに会社からは「この週は積極的に休暇を取ってください」と言われています。夫は迷わず休暇を申請し、私は在宅勤務を選びました。とはいえ、会議やメールがほとんどなく、作業が終われば休むつもり。つまり今週は、大人はほぼ“休みモード”。子どもたちを学校に見送った後、夫婦で映画やランチに出かけようかと話しています。
夫婦だけで過ごす休日は、実に10年ぶり。がむしゃらだった子育ての日々を振り返りつつ、「これから何をしようかな」と考える春です。