リビングにテレビはもういらない?
2年ほど前からそんなふうに思いはじめました。きっかけはリビングに照明一体型のプロジェクタを設置したこと(その時のブログはこちら)。スイッチひとつで、映画館のような動画が楽しめ、もともとテレビを観る習慣がなかった私は、もうプロジェクタさえあればテレビはいらないと思うようになりました。
(2画面でアニメを流す子どもたち。どっちかにして)
わが家のテレビはDINKS時代に購入し、もう十数年使っています。子育ての荒波をかいくぐるなかで、少しずつ不調になっていき(子どもたちがテレビ画面をビシバシ叩くので)、ついに映像が途切れるようになりました。これはもう限界かも。
「テレビはもういらない?」
冒頭の質問を家族へ投げかけます。夫と長男(小1)は、プロジェクタがあるから別にいらないと、私と同じ反応を示しました。
ですが家族の中でひとり、長女(小3)が異議を唱えたのです。というのも、長女は大のテレビっ子。とくに情報系バラエティが好きで、録画を取り溜めては、もくもくと観ています。長女にとってテレビとは、情報源であり、学びのツールであり、ストレス発散できるものなのかもしれません。そこで家族会議の結果、折衷案が採用されました。こちらです。
(32型から15型へサイズダウン)
リビングの中心にテレビを置くことはやめ、かわりにポータブルテレビを導入してみることに。サイズは32型から15型へ大幅ダウンしました。家じゅうどこへでも持ち運べ、好きな場所で観ることができます。
(置く場所はまだ模索中。小さいので場所を取りません)
ポータブルテレビは、Panasonicのプライベート・ビエラ(UN-15LD12H)を選びました。小型なので安くすむかなと高を括っていましたが、わが家にとって欲しい機能(ブルーレイプレイヤー、HDD録画)を満たすものは最上位モデルとなり、結局大型テレビを買うのとそう変わらなかったです(むしろ高価…)。DVDを観たい長男と、録画したTV番組を観たい長女の希望が叶えられたのでよしとします。
(ゲーム実況を観ながらゲームをする子どもたち。楽しそう)
家電が変わると生活も変わります。約10年で寿命をむかえる大物家電の買い替えは、次の10年間はどんな暮らしがしたいのかを、家族で話し合うよい機会だなとテレビのサイズダウンを通して思いました。
(大型テレビがあった場所は、観葉植物置き場に変更)
大型テレビがないと、リビングが広く感じます。自由に使える空いたスペースでは、家族が思い思いに好きなことをしています。次の10年間は、リビングの中心はテレビではなく、家族になる予感がしました。
▽ 紹介したテレビはこちら
パナソニック 15V型 ハイビジョン HDMI入力端子搭載 ポータブル 液晶テレビ プライベート・ビエラ ブラック UN-15LD12H