発達に遅れがある二男(4歳)は、保育園では1つ下のクラスです。
この春、年少クラスに進級し、保育園の荷物が少し変わりました。二男の保育園は、2歳児クラスまでは荷物をエコバッグに入れ保護者がロッカーにセットします。これが年少クラスからは、子どもが自分で荷物を持ったり、ロッカーにしまったりできるように、エコバッグからリュックに変わるのです。
二男は体が小さく、1歳児を育てている感覚がありました。「リュック、背負えるかなぁ」と心配でしたが、先生方と相談し、今年度からは二男もリュックで登園することに。小さな体に背負うリュックは、思わず亀の甲羅を連想してしまい「大丈夫…?」と背中を支えたくなりますが、当の本人はリュックを背負ってニコニコ…。気に入ってくれたようで何よりです。
新しいクラスにも慣れた4月中頃、二男をお迎えに行くと、私の姿を見つけてかけよってきました。ぎゅっと抱っこすると、一呼吸おき、二男が私の元から離れます。まだ遊び足りないのかな? 二男を後ろ姿を目で追うと、とことこと自分のロッカーに行き、リュックを持ってまたこちらへ。なんと! 1人で荷物を持って来てくれました! もちろん初めてのことで、私も担任の先生方も拍手喝采。二男には自分の荷物を管理をすることは難しいだろう…と感じていましたが、先回りして私が何でもやるのではなく、どんどん任せていかないとなぁと改めて思った出来事でした。
(リュックの置き場所、Before)
自宅では二男のリュックを玄関フックにかけています。このフックは高い位置にあり、子どもでは手が届きません。子どもが小さい頃は荷物が荒らされず、こちらがぴったりの置き場所でしたが、二男が1人でリュックを準備するには、置き場所を変える必要があります。
(リュックの置き場所、After)
そこで、リビングにある家具の一角にリュックの置き場所を設けてみました。と言っても、フックで吊るしただけですが。
先日、朝の登園準備で玄関にベビーカーを広げていた時、出かけることを察知したのか、二男がリュックをフックから外し、ベビーカーまで持ってきました。発語のない二男とのコミュニケーションは、難しい面も多々あります。ですが、ニコニコとリュックを持ちベビーカーによじ登った二男からは、「大好きな保育園に早く行きたい!」と声が聞こえたようでした。
これからも二男の成長に合わせ、部屋や収納を変えていきたいと思います。