復職し、2ヶ月がたちましたので、最近の心境を書いておこうと思います。
育休復帰、3回目の正直
今回(3回目)は、夫と育休を交代して復職しました。仕事「だけ」に集中でき、復職は好スタートを切ったのですか、1ヶ月過ぎた頃からピリリとした緊張が緩み、急にやる気が下がったり、疲れを感じやすくなったり。5月病的な感じが続きました。
私は、停滞にストレスを感じるタイプです。せっかちなところが長所であり短所だと自認しています。余談ですが、ブログ名『よりみち家族』は、自戒をこめ「育児も、仕事も、よりみちしながら歩もうよ」との意味でつけました。
過去2回の育休明けは、「ゆっくり仕事のカンを取り戻したらよいよ」と、控えめに仕事をふる上司と、「初動は一気に加速したい。でも急に忙しくなっても困る……」と葛藤する私の気持ちがすれ違って、必要以上に落ち込みすぎたように思います。
今回はそうならないよう、目の前のことを淡々とこなすことに注力して、復職1→2ヶ月を過ごしたのですが、やはり油断は禁物…。「復職しなければよかった!」と、毎日そう感じながら出社するハメになるとは完全に想定外でした。「復職」自体を激しく後悔したのは3回目にして初めてのことです。そう、すべてはアイツのせい…。
コロナショック
新型コロナウィルスに伴う混沌は、今更書くまでもないですが、2020年2月から3月にかけ、急に在宅勤務が推奨されたり、急に学校が休校となったりと、わが社もご多分に漏れずてんやわんやな状態でした。
当時わが家は、①私→出社、②上の子(5歳3歳)→保育園、③夫(育休中)と末っ子(1歳)→自宅警備、と一見いつも通りでした。けれど、明日には状況が一転するかもしれない。職場や園で感染が確認され次第、その場所は閉鎖だし、もしも自分の罹患が原因でそうなったら…と思うと、電車に乗ることすら怖く感じました。「あー復職しなければよかったー!(2回目)」。もしくは在宅勤務がしたいです。
在宅勤務がしたいけれど
話は変わりますが、典型的な日本企業の弊社。在宅勤務制度はあるものの、あまり浸透していません。少なくとも私が所属する技術部門は、在宅勤務の経験者がゼロ。
実は育休中、「復職して少し落ち着いたら、この在宅勤務を利用してみよう」と考えていました。制度はある、出張が多いのでリモート環境は整っている、業務内容によっては在宅もできそう、ならば実際に私が実績を作ろう!と意気込んでいたのです。
しかし蓋をあけてみると、育休明けすぐに「在宅勤務の推奨」の通達がでました。そして所属部門でも、晴れて在宅勤務者が続出。それなら私も!と勢いよく手を挙げますが、復職直後の私はリモート環境整備が追いついていないこと、担当する業務内容では在宅が難しいことが重なり、未だに実現できずにいます。
むむ、早く試したいのに……と、せっかちな私は焦りで悶々。プラス電車怖いで、完全に会社行きたくないモードになってしまった復職1→2ヶ月目でした。
変化になれるまで
実は本記事は、3月頭にちょっと書いたまま放置していました。育休明けの心境を残そうと書きはじめたものの、復職直後の自信のなさと、コロナショックに気持ちを持っていかれて、なかなかまとめきれませんでした。
ですが最近、復職から2ヶ月過ぎ、ふわふわした育休明けハイも、その後にくる反動も収まり、言い方は微妙だけど「職場に向かう毎日が、当たり前になってきた」と感じます。そういえば前回の復職面談では、「フルタイム」か「時短」かで迷っていた私に、当時の人事部長がこんな一言を私にかけてくれました。「生活がガラッと変わるので、ペースになれるには1ヶ月間じゃまだ早い、2ヶ月間くらいがちょうど良いと思いますよ」。
急激な環境の変化は、自分が思っていた以上にストレスを感じます。上手くやっているつもりでも、私にとって「変化」を身体と心が受け入れるのはちょうど2ヶ月かかるみたい。いうわけで、ちょっと早めの5月病はやっと終わりかなぁ、と感じている3月末。まだまだ、社会は大混乱の真っ只中ですが、ときには身を任せながら、ときには抗いながら、これからの会社員生活を進んでいけたらと思っています。なんだかんだ私には、働くことは楽しいことだから。
始終まとまらない、育休明けの心境ブログでしたが、これもリアルと今回はえいやと公開です。それでは、また。