新学年が始まってしばらくたったある日、長女(小5)が学校から帰ってすぐに机に向かい、黙々と宿題に取り組んでいました。これまでは寝る前の9時ごろに慌てて終わらせていたので、少し驚きました。
「5年生からは、決まった宿題はなくなったよ。自分でドリルを進めるんだって」。私の視線に気づいた長女が言いました。高学年になると、宿題の管理も子どもに任されるとのこと。先生や保護者が細かく指示することはなくなったようでした。「ママ、もうこれから宿題しろって言わないでね」と長女がニヤリとして言いました。
私がこれまで「宿題やった?」としきりに声をかけてきたのは、家庭学習を重視していたというより、翌朝になって「宿題、やっていない!どうしよう!」と子どもが不機嫌になることを避けたかったから。気持ちよく登校できるようにしたかったからです。今後は、長女の宿題(家庭学習)は時々様子を見るにとどめたいと思います。