ピラティスを始めて数カ月、少しずつその効果を実感しています。長年悩まされてきた肩こりが軽くなり、定期的に整体をしてくれる知人からも「カラダがほぐれてきたね」と言われました。何よりも、自分自身でカラダをメンテナンスしている感覚が心地いい。すっかりピラティスにハマっています。
その証拠に、今まで全く手に取ることのなかった健康情報誌にまで手が伸びるように。最近購入した「Tarzan」の特集「世界で一番分かりやすいピラティスの教科書」は、ピラティス初心者の私にぴったりの内容で面白かったです(ピラティス中級者以上の方には既知の内容かもしれませんが…)。とくに巻頭特集「ピラティスとヨガはどう違う?」は、私がもっとも知りたかったこと。ブログでも少し触れたいと思います。
ヨガとピラティスはそもそも「起源」が異なるそうです。ヨガは古代インドで生まれたもので、本来の目的は「精神的な解放(解脱)」を目指すことにあります(ただし、現代のフィットネスクラブなどで行われるヨガは、必ずしもこの伝統的なヨガとは同じではないとのこと)。一方、ピラティスは20世紀に考案されたもので、正しい姿勢や動きを取り戻すためのエクササイズ。そのため、両者は「動作」にも大きな特徴があります。ピラティスは動き続けてカラダをコントロールするのに対し、ヨガはポーズを止めて内観する時間を大切するのだとか。
(特集「ピラティスの歴史」も面白かった!)
ピラティスのことを「カラダの基礎を学ぶ教習所」と表現されていて、なるほどなと思いました。私は、20代まではそれなりに運動してきましたが、出産と育児に専念した30代の10年間は運動ゼロで過ごしてしまいました。40代になり、急に疲れやすくなり、カラダが重く感じるようになってから、改めて自分のカラダについてよく知る必要性をひしひし感じています。ピラティスを通して動きや姿勢を学び、「カラダの土台づくり」をしていきたいです。
▽ Tarzan「ピラティスの教科書」はこちら