共働き夫婦が資産形成するまでにしたこと②

前回の続きです。

夫婦で家計管理を始めて、徐々に貯金が増えだしたわが家。結婚2年目からは資産形成に乗り出します。これまでまとまったお金は銀行に預けるだけでしたが、本を読んだり、ファイナンシャルプランナーに相談するうち、積立投資をしたほうがよいのかな…と考えるようになりました。

投資は少額からスタート

ですが、リスクが伴う「投資」にはすぐさま踏み切れず…。まずはNISA口座で少額を運用しつつ、まとまったお金は「貯蓄型生命保険」に預けました。私が契約したのは10年間預けると利子が数万円プラスされて戻ってくるもの。同じ期間銀行に預けるよりも多く受け取ることができ、なんてお得!と飛びついてしました。また、同時期に職場の財形貯蓄も始め、手取りから自動的に積み立てるよう設定しました。

投資・保険・財形などを試したことで、なんとなく自動的にお金が貯まる仕組みができてから数年。私は現状に満足していましたが、転機は突然訪れました。

「もう一度、資産運用を考えたい」

5年前に半年間の育休を取得した夫。「育休中にもう一度投資の勉強をして、基本的には積立投資で資産運用をしていきたい」と宣言しました。実際に子育ての合間を縫って色々調べた結果を、私にプレゼンしてくれました。

夫のプレゼン内容は、「保険と財形は段階的に途中解約していき、積立投資の割合を徐々に増やしていく」というもの。現状維持と変更した場合の試算シミュレーションを見ながら話すうちに、夫のプレゼンに乗ってみようかなと気持ちが動き出しました。多少のリスクをとってもそれが許容できる範囲であれば、より資産が増える方を選択しようと思ったのです。

(子どもにかかるお金も増えた!)

現在は、一部生活費を残しすべて資産運用に回しています。投資の割合を増やしてから5年が経ちました。子どもにかかるお金も増えましたが、まぁお金は何とかなるかなと気楽に構えていられるのは、資産が確実に積み上がっているのを目の当たりにしているからです。

貯金ゼロからスタートし、紆余曲折あったわが家の家計管理と資産運用。夫婦二人三脚で様々なことを実践したことで、少しずつ前進できました。12年経ち感じていることは、「お金の勉強からは逃げられない」ということ。これからは子どもにもお金の知識を伝えていきたいと思っています。

▽ 投資の参考にした本はこちら

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