ほぼ貯金ゼロで結婚した私たち夫婦には、結婚後すぐに「生活費の分担」が原因で険悪ムードになった時期がありました。浪費家の2人が一緒に暮らし始めて、最初にもめたのは「お金」だったのはある意味当然なのかもしれません。
「生活費の分担はどうする?」
共働きの場合、お互い収入の一部を家計に入れ、財布を完全に分けるケースも多いと思います。わが家も結婚後しばらくは、財布を分けていました。ですが次第に、「自分の方が損してる(自由なお金が相手より少ない)」と不満が募ったり、必要以上に生活費を削ってストレスが溜まったり。お金のことで窮屈に感じるようになりました。
(共有財布はオレンジの長財布)
そこで思い切って、2人とも収入を開示して、すべて家計に入れてみることに。欲しいものがあればどんどん「共有財布」から購入します。
家計簿はエクセルでつける
共有財布にしてから、家計簿もつけ始めました。発端はお互いに相手の金遣いが心配だったから…。やはり自分が頑張って稼いだお金をすべて家計に入れてしまう(相手と共有する)ことに抵抗があったのです。
家計簿は、使いやすいようにエクセルで自作。レシートの合計を淡々とインプットします。データがたまるとお金の使い方の傾向も見えてきて、はじめは面倒だった「家計簿をつける」ことも、徐々に面白くなってきました。
(エクセル家計簿は10年以上続けています)
「今月は外食多めだったから、来月は控えよう」「旅行にもっと使っても大丈夫そうだね」。家計簿を通して夫と家計管理を話す機会が増え、相手の「お金の使い方」に対して信頼がもてるようになった結婚2年目。無駄遣いが減り、少しずつ貯金も増えてきました。
教育、住宅、老後の三大資金をどうやって貯めていくのか。いよいよ次のフェーズ「資産運用」に乗り出します。
②に続きます。
▽ 家計管理の参考にした本はこちら