50平米2LDKマンションに、家族5人で暮らしています。限られたスペースですっきり暮らすために、モノは持たない、飾らないことを心がけてきました。わが家には写真立てひとつすらありません。
しかし、子どもが大きくなるにつれて、昔の写真を部屋に飾りたいと思うようになりました。子どもに対してイライラするとき、幼い頃の写真を目にすることで少し冷静になれる気がしたからです。
そこで、写真立てを購入する代わりに、家中のモニターを「写真立て」に見立てることにしました。部屋を見渡せば、モニターは案外たくさんあります。わが家の場合、パソコン、アレクサ、プロジェクター。これらはしばらく使わないと待機モードになりますが、その時のスクリーンセーバーに「家族写真」を表示させました。
アレクサはソファ隣に置いています。子どもたちが寝た後、私はこのソファに座って映画やドラマを見ることが楽しみ。ふと隣に視線を向けると、モニターには小さかった頃の子どもたちの写真が映ります。1分ごとに自動的に切り替わっていく写真に、ついぼーっと眺めてしまいます。
飾った家族写真を見て、子どもたちと思い出話に花が咲くこともあります。たくさんの写真を飾るのは難しいですが、モニターひとつで様々な写真が見られるようになり、満足です。