SOMPO美術館「ゴッホと静物画」と西新宿巡り

展覧会「ゴッホと静物画」を見に、西新宿のSOMPO美術館に行ってきました。長女(小3)と長男(小1)も誘ったところ、「行く!」とめずらしく乗り気。かこさとしさんの絵本「うつくしい絵」に登場する「ひまわり」が見たいとのこと。秋晴れの休日に、家族総出で出かけました。

オフィス街の西新宿は、休日はあまり人が多くなく、散歩するのにうってつけのエリアです。美術館に行く前に星乃珈琲店でパンケーキを食べてから(美味しすぎて、写真は取り忘れ)、SOMPO美術館へ向かいました。

少し前から、長女と長男を博物館や美術館に連れていくと、「音声ガイドが聞きたい」と言うようになりました。解説を聞くことで、より展示が楽しめるのだとか。「ゴッホと静物画」でも、2人で音声ガイドを聞きながら見て回っていました。

私は子どもたちの後を追い、音声ガイドの内容を解説してもらいながら、展示を楽しみました。ゴッホの作品のひとつ「靴」は、新品ではなくあえて履きつぶした古靴が描かれています。「これは人生を表現したらしいよ」と、長女が教えてくれました。音声ガイドのまた聞きなので真偽は不明ですが、くたびれた靴から歩んできた人生の過酷さが垣間見えるようでした。

SOMPO美術館は、「ひまわり」を所蔵しているアジア唯一の美術館としてよく知られています。1987年に、安田火災海上保険(現:損保ジャパン日本興和)が約53億で落札しました。バブル時代の日本経済の凄まじさに思いを馳せながら作品を鑑賞します。

「ひまわり」は連作としても有名です。SOMPO美術館の「ひまわり」は、絵本「うつくしい絵」の「ひまわり」とは異なりますが、子どもたちは、筆づかいや色彩が少し違うことに気がつかなかったようでした。いつか気づく日がくるかなと、今回は教えずに進みました。

展覧会の目玉ともいえる、ゴッホの「アイリス」。浮世絵の影響を受けた作品とのこと。アイリス(菖蒲)の花はどこか懐かしく、とても素敵な絵だと思いました。

SOMPO美術館の展覧会「ゴッホと静物画」は2023年10月17日から2024年1月21日まで開催されています。一部の作品を除き、撮影した写真の私的利用(SNS等)が可能ですので、いくつかブログにも掲載しておきます。雰囲気が少しでも伝わると嬉しいです。

美術館で1時間ほど過ごした後は、西新宿を散歩しました。写真は、新宿アイランドタワーの「LOVE」のオブジェで遊ぶ子どもたち。美術館では昼寝していた二男(4歳)も復活し、歩道を走り回っていました。

西新宿といえば東京都庁!45階の展望室に登ってきました。エレベーター待ちで30分ほど並びましたが、海外からの観光客に混じって、一緒に観光気分が味わえたので、思いのほか楽しかったです。写真は都庁ロビーにあった大阪万博キャラクターのミャクミャク。二男が興味津々でした。

▽ SOMPO美術館はこちら

SOMPO美術館(旧館名:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)ゴッホ《ひまわり》を収蔵。新宿駅 徒歩5分

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