5歳、3歳、1歳の子どもがいるわが家。リビングはいつも保育園状態で、それぞれの年代の子にあわせたオモチャや絵本で溢れています。
趣味・整理整頓の私は、せっせと片付けの仕組みを考えては実行する日々……。ブログでもその過程をぽちぽち記録してきました。
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そんな幼児たちと過ごす毎日のなか、気がついたことがありました。
それは、
「子どもの成長に沿って、オモチャ収納も(地味な)変化が必要!」
今回は、わが家の第一子・長女の3歳から5歳までの「オモチャの収納とお片付け方法」の変化を追ってみたいと思います。
「知育ブロック」からみる幼児のお片付け
オモチャのお片付けに難易度をつけるとしたら、細かなパーツの多い「知育ブロック」は間違いなく上位(私調べ)。
とくに、長女3歳8ヶ月のときにオモチャ箱に加わったLaQ(ラキュー)は、その整理整頓に何度も頭を悩ませました。
3歳は、ひとつの場所にどさっと入れる
長女3歳になってすぐ、わが家ではオモチャの収納方法をがらりと見直しました。そのときの記事はこちら。
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オモチャは、オープンシェルフに箱をいくつか置き、種類ごとに分けて収納します。
といっても細かな分類はせず、子どもが3歳台のときは「レゴ」と「それ以外」のようにざっくりとした分け方でした。
(白い箱がレゴ)
3歳のころに所有していたラキューは、こちらのキット1つだけ。
ラキュー (LaQ) スイートコレクション マイリトルレストラン
約300ピースのパーツは、ひとつの箱にどさっとまとめて収納します。
これは、3歳児がひとりでお片付けできる方法!と言いたいところですが、実のところ、大人がサクッとお片付けできる収納方法でした。
3歳娘にとって、ラキューは「作って遊ぶ」というより、散らかし欲を満たすためのばら撒きオモチャ。「パーツの分類?そんな面倒なこと無理無理…!」だったのです。
4歳は、色べつに分けて入れる
ところが娘が4歳のとき、突然のラキューブームが訪れました。
組み立てて遊ぶオモチャの代名詞は「レゴデュプロ」だった長女が、黙々とラキューを組み立てるようになったのです。
下記のようなキットも、気がつけばもう5箱目。
もちろん、ラキューの収納につかっていた箱は溢れんばかり。
また、このタイミングで娘からも「目当てのパーツが見つけづらい…」とのクレームが入りました。そろそろ現状を見直す時期がきたのかもしれません。
そこで、ラキューは「ぜんぶまとめて」から「色ごとに分けて」の収納へ変更です。
ラキューは、7種類のパーツ×数10種類の色で構成されています。パーツ、色ともにそろえると分類は100を超えてしまいます。仕分け作業は大人でも大変!まずは「色」のみをそろえて分類することにしました。
収納を変えたことで、娘にとってラキューは「より片づけやすく、遊びやすいオモチャ」になったみたい。ラキュー熱はさらに加速していきました。
5歳は、パーツ別に分けて入れる
「ラキューのパーツも分けたいの!」
娘の口からその言葉が飛び出したのは、5歳なりたての頃。「色べつだと目当てのパーツが見つからない!」「結局、ぜんぶひっくり返さないと作れないよ!」と頬を膨らませながら主張する娘。
よし、そこまで言うならパーツごとに全部分けようか。100円均一で収納ボックスを2つ買い足します。
(下のふたつが100円均一のボックス)
出来上がったラキューパーツの分類は50以上にものぼりました。
実は、この時点で私は「こんなに細かく分けても、この状態をキープすることはできないだろうなぁ」と思っていました。メンドクサイお片付けの仕組みは続かないだろうと…。
ですが、収納を変更してから3ヶ月。5歳娘(と30ウン歳夫)は、ラキューで様々なモノを作っては壊しを繰りかえしつつ、パーツ分類の収納もキープできています。すごい!
(娘が説明書をみてつくったペン立て)
最近では、娘ひとりで説明書どおりに作品がつくれるようになりました。そこで、キットについてくる説明書はファイルにしまい本棚へ収納。ラキューと同じ場所に置くことで、アクセスしやすく改善しました。
(説明書はクリアファイルに入れて)
(収納ボックスと説明書は同じ場所に保管)
さいごに
3歳から5歳でマイナーチェンジを重ねてきたラキュー収納をまとめると、
- 3歳:分類せず、ひとつの箱にどさっといれる
- 4歳:かんたんな分類(色べつ)をする
- 5歳:パーツごとにしっかり分類しする
でした。
娘をみていると、しっかりと分類・収納されているオモチャのほうが良く遊びます(まぁ、これは子どもの個性だと思うので、下の子のときはどうなるか分かりませんが…)。
また、5歳になった娘の好きなオモチャを俯瞰すると、ラキュー、アクアビーズ、パチェリエ…。見事に細かなパーツから構成されるオモチャばかり。
(先日購入した『パチェリエ』もさっそくパーツごとに収納した!)
これからも子どもたちの遊び方、片づけ方を観察しながら、オモチャ収納の仕組みをアップデートしたいと思います。進捗があれば、またブログで!