都内保活|認可全滅でも諦めない。認証内定までにしたこと・2つ

東京都内の保活激戦区で暮らしています。

定員が多いとされる0歳児クラスでさえ、8割ほど在園児の弟・妹で埋まります。

1人目の保活、残り2割になんとか入れれば・・といった状況で「両親フルタイム」「育休を切り上げて0歳クラス4月一斉入園」で臨みました。

結果は「認可保育園」全滅・・

保活の超えられない壁が立ちはだかります。

その後、1人目を「認証保育園」の0歳児クラスに入園させるべく奔走しました。

今回はその時の経験から私が感じた「認証保育園が決まったコツ」のようなものをお伝えします。

認可保育園・認可外保育園って何がちがう?

はじめに認可保育園と認可外保育園について簡単にまとめます。

実際に保活された方は当たり前すぎる内容なので読み飛ばしちゃってください。

■ 認可保育園

国が定めた設置基準をクリアして都道府県知事に認可された施設のこと。保育園というと『認可保育園』のことを指される方が多いです。

特徴は、

  • 国の基準を満たしており一定の水準が確保
  • 保育料はざっくり年収(厳密には違う)で決まる
  • 入園選考は優先順位

■ 認可外保育園

文字どおり『認可されていない』保育園。色々な施設があります。

東京都の『認証保育所』も認可外施設の一部。

■ 認証保育園

東京都が認証した保育園のこと、『認可保育園』ではありません。

特徴は、

  • 都の基準を満たしており一定の水準が確保
  • 保育料は園によって異なる
  • 入園選考は園が独自に行う
  • 自治体から保育料の補助金がでることも
0歳児、「認証保育園」に入りたい

0歳児クラスの認可保育園に全滅したわが家ですが、育休はまだ半年残っているし、会社の規定では3歳の誕生日まで取得可能です。

4月復帰を見送って、来年1歳児クラスの保活にかける?

いやいや、

1歳児クラスはさらなる「激戦」。

「両親フルタイム」だけでは点数が足りず保活の土俵に上げれません(自治体によって判断基準は異なりますが)。

わが家は「認証保育園」に預け、「認可外加点」をつけることを選びました。

「認証保育園」内定のコツ

ですが、認証保育園も激戦。

そうそう簡単に決まりません。

わが家の場合は、

  • 近隣には「事前に枠を抑えておける認証保育園」はなし
  • 「通える範囲の認証保育園」3園に申し込みするものの、認可発表後の選考ですべて落選
  • 認可発表後、さらに通勤経路の駅に範囲を広げて20園以上を追加申し込み

そして3月末、

第一希望の「認証園」に内定を頂きました。

この時、認証園が決まるまでにわが家がしてきたことは次の2つでした。

お伝えします。

1. 3月末まで応募を諦めない

認証保育園からの「入園」連絡は、認可園の結果発表後すぐに来ることが多いです。

そして「認可落選組」も徐々に認証園が決まってくるのですが、

その中で「認証保育園の入園承諾した後に、やはり断るケースが多々ある」と感じました。

認可結果発表後、いたるところで「認証園」と「入園を希望する保護者」との間でこんなやり取りがされているハズ!

1月に第3希望のA認証園に内定、入園を承諾

→ 2月に第2希望のB認証園から内定、A園を断りB園にする

→ 3月に第1希望のC認証園から内定、B園を断りC園に最終決定!

なので、「認証園」の入園枠は3月末まで動きが活発です。

わが家は認可落選後にあわてて認証保育園(20園以上! )に応募しました。

もちろん、保育園からは「すでに選考が終わって4月からの入園枠は埋まってます」と言われてしまいますが、なんとか申し込みだけは出来ました。

その後・・

3月末までの間に3園から「入園できます」と連絡があり!

諦めたら試合終了することろでした。安西先生ありがとう・・

認証保育園は認可と違って入園児を選べます。

選考の基準を明らかにしている園は少ないですが(皆無です)、

  • 4,5月生まれは入りやすい
  • 預ける時間が短い方がいい
  • 職場が近い方がいい

と、ちまたでささやかれています。

ちなみにわが家は「秋生まれ・長時間預ける・両親ともの職場が遠い」と、いわゆる認証園から嫌煙されそうな条件での申し込みでした。

2. 認証園に「認可不承諾」を電話で伝えた

「年度末の忙しい最中、わざわざ電話をかけて入園を懇願することは選考のマイナス要素にならないか? 」

そんな意見も聞きます。一理あると思います。

それでもダントツの第一希望だった認証園に電話をかけました。

電話したことで「めんどくさい親」と思われるようであれば、縁がなかったと諦めようと考えたからです。

忙しいであろう時間帯を避けて、

私「認可不承諾でした。万が一空きが出るようでしたら是非よろしくお願いします! 」

園「もう選考は終わってしまいました。ご希望に添えず申し訳ありません」

とても丁寧に対応していただき、残念な気持ちが募ります。

そして1ヶ月後。

その認証園から突然電話が。

園「以前に認可不承諾の連絡を頂き気になっていました。その後どうですか? 系列園(最寄りから2駅のところ)に空きが出たのでご紹介しようとしていた矢先に、こちらでも入園辞退による空きが出ましたので、良かったら入園されますか? 」

なんという神対応・・

その後、この認証園には0歳児クラスの1年間お世話になるのですが、

本当に良い園でした!

電話ひとつでも園の雰囲気がわかる時があります。

なので、ここぞ! という認証園にはしつこくならない程度に「ぜひ入りたい」との希望を伝えても良いのかな、と感じました。

さいごに

「保活」は努力・根性・はたまた戦略!?

産後でまだまだ赤ちゃんと共にゆっくり過ごしたい時期にもかかわらず、「保活」で頭も体力も消耗します。

ここまでして本当に子どもを預けて働かないと行けないの?

何度もそう思いました。

現在、娘は3歳になりました。

保育園の集団の中でたくさんの刺激を受けて成長しています。

そんな姿を見るたびに、あの時「認証保育園」の保活で粘って良かった・・と、そう思っています。

保活中の皆さまに幸あれ!

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