「オマルが欲しいの」
3歳2ヶ月になる長女が、突然言いだしました。
保育園ではトイレでオシッコできる日もあるようですが、自宅ではトイレの「ト」の字もまだな娘。
ですが、トイレトレゆっくりしようと思っていた矢先の「オマル発言」。
これはオムツが外れるチャンスかもしれない…
なぜオマルなのかは分からないけど(保育園はオマルではなく子供用トイレ)、「いまから買いいこう」とせがむ3歳児のヤル気を損ねてはいけない。
「夜にインターネットで一緒に選ぼうか」と、娘に約束しました。
* * *
トイレトレーニングのアイテムといえば、オマルより洋式トイレに取り付ける補助便座の方が主流。
周囲に聞いても、圧倒的に「補助便座」派が多数です。
娘は本当にオマルが欲しいんでしょうか?
「もしかしてコレ(補助便座)が欲しい?」
「違うよ、トイレでするのじゃない。お部屋でオシッコしたいの」
うーん。
3歳児のオマルの認識は正しそうだ。
もしかしたらトイレのなかの雰囲気がちょっと怖いのかもしれません。
Amazonでオマルの価格をざっと当たってみたところ上限は7,000円くらい。
それならば、好きなオマルをむすめに選ばせてみよう。
以下、3歳児と一緒に検討したオマルです。
みんな大好き「アンパンマン」
まだまだ、アンパンマン信者な娘。
このオマルはどうだろう。実は、とても多機能なオマルで、
- 上の便座は外れて補助便座になる
- 下は踏み台になる
これならば長く使えそうです。
娘「うーん・・」
あれ?
イマイチな反応…
もしかして、そろそろアンパンマンは卒業?
シンプルライフ×育児の味方「ベビービョルン」
洋式タイプの「BABY BJORN ベビービョルン」オマル。
スウェーデンのベビー用品メーカー「ベビービョルン」の製品は、どれもデザインがシンプルでオシャレ!
しかも耐久性があり長持ちします。
わが家も、抱っこ紐やバウンサーでビョルン製品を愛用。
このオマルもインテリアに馴染みそうだなぁ。
控えめなクマのキャラクターも可愛い♡
娘「やーだーよー」
ガーン・・
まるでオモチャ「フィッシャープライス」
「Fisher price フィッシャープライス」の補助便座付きオマルです。
Eテレ『いないないばぁ』に出てきそうなキャラクターがかわいい。
黄色のレバーを引くと、ジャーと水が流れる音がして、タンクのなかの水が流れるように見える設計。
もう・・オマルというよりオモチャ!
でもちょっとお高め。
3歳児が選んだ「おまる」はコレ
2人でいろんなオマルを物色しましたが、娘の反応はどれもイマイチ。
何かイメージがあるのでしょうか?
そしてついに、
「私、これがいい!」
検索した中では最安値の、なんの機能もないフツーのオマル(悪口っぽくなってしまった)
まさに、
余計なモノを削ぎ落とし「オマル」という機能に特化したシンプルな構造
さすがむすめ、ミニマリストの片鱗が見えます。
* * *
「今日寝たらオマル届く?」
「保育園から戻ったらオマル届いてる?」
「なんで、まだオマルこないのー!!!」
度重なる「オマルまだ攻撃」に耐え、ついに念願のオマルがわが家にやってきました。
「来たーーー!!」と大喜びの娘。
車のよう乗り回したり、なかにオモチャを入れて遊んでいます。
さては・・やられたか?
娘はオマルをオモチャだと思っていたのか…
不安がよぎります。
オモチャ収納シェルフ入れると完全にオモチャ
翌朝のこと。
「お母さん、オシッコする!」と3歳児は自分でオムツを脱いでオマルに座りました。
そして数分後、
「出たよー!」
おお!ついにやりました。
オマルでちゃんとオシッコが出来ています。
娘はとても誇らしげ。
当初の私の不安もよそに、この日からオマルでオシッコをするようになりました。
さあ!ついに3歳児のトイレトレーニングがはじまったようです。
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