冬のかさばるコート。
わが家の収納事情を考えると、たくさん持つことはできない。
ここ数年は、ほぼ毎日着るウールコートと屋外で遊ぶときに着るダウンコートの2枚を着まわしています。
(あとはサブコートでポンチョも所有していますが、自転車生活なのであまり出番なし・泣)
そんな私がウールコートに求める条件は「毎日着たい」と思えること。
具体的にいうと、お気に入りの素材やデザインで、手持ちの服に合わせやすく、肩がこらないコートが理想です。
そして今年のシーズン初め、念願のウールコートを新調することができました。
今回は「1枚だけ持つとしたら?」という基準で選んだコートについてブログにつづります。
* * *
写真は、昨年まで着ていたメインのコート(黒)と今年購入したコート(グレー)です。
黒のコートは5~6年着ておりくたびれてきた時期でしたが、買い替えに踏み切った理由はほかにもありました。
それは「 イマイチ手が伸びない…」と、たびたび感じるようになったから。
昨年までのコートに感じていた違和感を掘り下げて考えると、
黒い・細い・重い
そこで、新調するコートはこの3つをクリアする、今の自分にフィットしたモノを選ぶことにしました。
合わせやすい色は「黒」?
毎日着るコート。
手持ちのボトムと合わせたときにチグハグな印象になることは避けたい。
1枚だけ持つとしたら、どんな色が合わせやすいだろう。
数年前の私は迷わず「黒」を選びました。
20代後半の当時は、柄やカラーのスカートやワンピースが大好きだった頃。
黒いコートはピリッと全体を引き締め、自分でも似合う色、と思っていました
が、30半ばになりトップスに黒を持ってくると「疲れてみえるかも」と徐々に違和感。
そこで、黒にかわる合わせやすい色としてモノトーンカラーの「グレー」、なかでもカラー診断で一番似合うと言われた「チャコールグレー」にカラーの的を絞って探しました。
今までは全身ブラックな冬コーデに陥りがちだった、黒パンツとの組み合わせ。
グレーコートに変えてから、軽やかな印象になりました。
次は、もう一つの私の定番ボトムスのカラー・柄スカート。
無彩色なグレーはどんな色・柄でも相性良しでした。
コート色はグレーの他にもベーシックなカラーのベージュやネイビーも考えましたが、これら順無彩色は私の所有するボトムスでは合わせづらい組み合わせもあり、メインのコートの色からは外しました。
(無彩色・順無彩色などのカラー分類の参考に、ミランダかあちゃんのブログからこちらの「最強のクロゼット色構成は、色の4グループ分類から!」を貼っておきます)
インナーニットで考えるサイズ感
冬の定番のニット、こちらの記事でも書いていますが、私はカタチを揃えてもっています。
関連記事 似合う服が分からない30代、なのでトップスの形を同じにしてみた
現在、所有するニットはピタっとしないシルエットのものばかりになりました。
しかし数年前に購入したコートはストンとした細身のタイプ。
厚手のニットを着るとゴワゴワと動きづらくプチストレスです…
そこで買い換えるコートの条件では、所有するローゲージニットが着られるサイズ感を重視しました。
新調したコートは、肩が落ちたビックサイズのコートではなく、ぴったりサイズのシンプルなデザインです。
30代コートは軽いが最強!素材にもこだわりたい
最後のポイントは「軽い」こと。
ただ、コートの軽さってカシミアやウールの素材混紡率など値段に直結している(気がする)。
これから40代までの数年着ることを見越して、今の経済状況に見合ったそれなりの値段とウール100%のコートを選びました。
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欲しいコートの条件を明確にしたため、購入を決めるまで2シーズンかかってしまいました。
ただ、その甲斐あってか、今年はコートの袖を通すたびに少しテンションが上がる冬になりそうです。
これからが冬本番。
どうかみなさまも暖かくしてお過ごしください。
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