楽しい保育園ライフは「延長保育」にかかっている!
大げさかも知れませんが、私が保活で重視したポイントは「延長保育」についてでした。
現在、4歳・2歳の子どもを保育園に預け、夫婦ともフルタイムで働いています。
定時で退社しても夜のお迎えは18:40頃(ちなみに朝は7:30開園とともに登園…)。
子どもたちを保育園に預けて働こうと決めたとき、
「子どもの帰りは最後になるかもしれない。さみしい思いをさせてしまうな」
と、「お迎えの遅さ」で、子どもが保育園ギライになったらどうしようと不安でたまりませんでした。
しかし、実際に保育園生活が始まると、4歳長女からは「延長保育たのしいよ〜」とか、早くお迎えいくと「なんで延長保育じゃないの〜」といった言葉が聞けるように。
もう・・保育園サマサマです!!
そこで今回は、認証・認可3園を渡り歩いて気がついた、「こんなにちがう!保育園の延長保育の内容や園ごとの特徴」をまとめたいと思います。
わが家のように、「保育園の延長を検討しているけど、ちょっと不安」という方に、延長保育の雰囲気が伝わると嬉しいです。
「延長保育」とは
「延長保育」とは、通常の保育時間を延長して預かり保育をしてくれるシステムのことです。
たとえば、通常保育時間 7:30~18:30、延長保育時間 18:30~20:30の保育園では、「延長保育」を利用することで、最大20:30までの預かりが可能です。
わが家は、東京都認証園・公立認可園・私立認可園の3園を経験しました。
そのなかで感じたことは「延長保育」と一括りにいっても、園によって全然内容や雰囲気が違う!!ということでした。
保育園3園を比較!認証園・公立認可園・私立認可園
あくまで、子どもが通った保育園の特徴となりますが、保育園3園の延長保育の内容は下表のとおりです。
わが家が暮らす自治体では、認可保育園の延長料金は保育料の1/10です。
保育料が50,000円の家庭は、プラス5,000円で1時間の延長保育(補食つき)となります。
1. 東京都認証園
長女は0歳クラスを東京都認証保育園で過ごしました。
こちらサイト「東京都福祉局|認証保育園について」より、認証保育園の特色について抜粋すると、全施設において「0歳からの預かり」「13時間の開所を基本」とあります。
子どもが通った認証保育園は「延長保育」という枠組みではなく、時間単位の契約のため、わが家は7:30〜19:00でお願いしていました。
ただ、18:30を越えるとオヤツ(補食)が出るので、上記の表では18:30以降を「延長保育」としました。
認証保育園の狙いのひとつに「退社が遅い家庭に対応する保育園」が挙げられます。
そのためか、認可と比べてお迎えの遅い子の比率が多い と、感じていました。
(保育園全体人数が30人の園にもかかわらず、いつも10人ほど延長時間まで残っていました)
2. 公立認可園
「最大延長時間は19:30まで・夕食なし・0歳の預かりなし」の公立認可園。
延長の条件をみる限り、がっつりフルタイム・残業あり世帯は、入園を避けるかもしれません。
定員の20名は埋まっておらず、延長保育はいつも10人ほどでした。
しかも、19時にはほとんど子どもが残っていないので、電車の遅れでお迎えが遅れたときには、最後の1人になってしまったこともありました(泣)
にも関わらず、長女はいつも楽しそうに延長保育を過ごしていたので、保育園には感謝しかありませんが・・
1つだけ「ここがちょっと」というポイントがありました。
それは
補食がオヤツ
(”おせんべい” や “歌舞伎あげ” など)
少食でオヤツ大好きな娘。
もう、補食を食べてしまうと、夕飯にまったく手をつけてくれないのです(泣)
「せめて、おにぎりだったらなぁ」と補食の内容にまで高望みをしてしまう自分がいました。
3. 私立認可園
・・色々ありまして長女が保育園を転園することになりました。
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次の保育園は私立認可園。
食育にも力を入れている保育園で(調理実習もある)、提供する食事はオヤツも含めて全部手作り。
嬉しいことに、補食は「軽食」でした!
メニューをみると、いなり寿司・わかめおにぎり・チャーハン・すいとん etc…
なかなか自宅では食べない人参やピーマンも補食では完食するので、「夕飯ムリに食べさせなくても、まぁいっか(笑)」と、私の気持ちが随分ラクになりました。
補食の代わりに、頼めば夕飯の提供もあります。
急な残業でも「子どもの夕飯の心配だけはしなくてよい」という今の状況は、本当に助かります。
この園は、延長中の保育者・子どもの数が比較的多いため(先生5人、子ども20人くらい)、「延長保育」中も賑やかな雰囲気でした。
「延長保育」のメリット
ここまで親の目線で「延長保育」の内容を書きましたが、子どもサイドの良さも少し触れたいと思います。
ざっくりあげると良かった事はこの2つ
- 異年齢の決まったメンバーの子どもたちと交流できた
- 普段は遊べない特別なオモチャで遊べた
まず、1つ目の「異年齢との交流」について。
毎日延長保育してるけど、同感。
延長保育は、少人数保育でのびのびしてる、異年齢交流できる、ママパパ同士仲良くなれると、いい事も沢山。
実際に預けてみないと分からないなぁ、と思う。 https://t.co/PZjnetAPYu
— やまっこ #営業職 3才女児MOTHER (@sweet_time7) 2018年10月9日
ツイッターでも良かった点として挙げられる方がいましたが、私も同意見です。
「延長保育」は異年齢の合同保育。
このなかで、娘は年上のお兄さんお姉さんにとても可愛がってもらい、保育園を通して擬似の兄弟姉妹の関係を築いていました。
次に2つめの「特別なオモチャ」について。
娘の場合は、1歳の頃のパズルでした。
クラスでは月齢に見合ったオモチャで遊ぶのですが、延長保育の部屋では上の子に混ざって同じオモチャで遊びます。
すこし難しいパズルに挑戦させてもらいホクホクの娘。
お迎えに行っても「帰りたくな〜い(ギャン泣き)」でした・・
さいごに|保育園見学で聞いた「延長保育の確認項目」
さいごに、保育園の優先順位の目安は「延長保育の充実」だったわが家の、見学時の確認項目を挙げておきます。
参考にしていただけると幸いです。
- 時間帯ごとの残っている人数は?(「18:30で何人、19:00で何人」と細かく聞いた)
- 補食の内容。お菓子なのか、軽食(おにぎり・サンドイッチなど)なのか?
- 夕食は提供してもらえるか?
- スポット延長保育はあるか?また、何時までに依頼すればよいか?
* * *
と、今回は「延長保育」の良いところを書きました。
が、私個人の考えは「早くお迎えできるに越したことはない」と思っており、決して「延長推し」ではありません。
しかしながら、これから「延長保育」を検討されている方が、遅くまで預けること負い目を感じていたとしたら(以前のわが家のように!)、少しでもその気持ち和らぐと良いな。と「リアルな延長保育の様子」をお伝えしました。
私は、子どもを保育園に預けるまで「延長保育」に消極的な考えを持っていましたが、
4歳になった長女いわく、朝や夜の時間は先生を独り占めできたり、大好きなお兄さんの隣で補食が食べられるチャンス。
楽しそうに過ごしている姿をみて、ほっとひと安心するのでした。
それでは、親子とも楽しい保育園ライフを願って!
▽ 悩み、消耗した保活の記録いろいろ