息子1歳の成長記録と俵万智さんの短歌集『プーさんの鼻』

2歳差の姉弟。

先月は子どもたちがそれぞれ誕生日を迎えました。

7ヶ月で保育園に預けた上の子は成長過程が保育園の連絡帳に残っています。

長女1歳の『保育園連絡帳』

「仁王立ちをしました。びっくりしてすぐに尻餅をつきました」

「ついに1,2歩進みました!本人は歩いたことに気づいてないようです」

おお〜

この頃に歩き始めたか。

息子1歳もどうやら同じペースで成長している。

育児書がわりにまた読み返しています。

一方で息子、

赤ちゃんから子どもにかけての成長を間近で見れ嬉しい反面、その状況に慣れてしまい写真や記録があまり残っておりません。

せっかく始めたブログです。

この場で息子1歳の記録を残してみたいと思いました。

俵万智さんの短歌とともに成長を振り返る

「読みやすく覚えやすく感じよく平凡すぎず非凡すぎぬ名

産まれてくる子の名前で迷っていた頃。名付けサイトを見まくっていた時に偶然見つけた俵万智さんの短歌。『プーさんの鼻』という本に収録されています。

この本のあとがきを少しだけ引用します。

子どもは、大げさでなく、一日一日変化してゆく。その存在に振り回される日々の中で、なんとか自分の心を、言葉を追いかけてきた。(中略)・・初めの一歩の驚きを、逃さず三十一文字に刻みたい、と思った。

この本には子どもの成長の瞬間を切り取るような短歌が多く掲載されています。

瞬く間に過ぎてしまった息子(そして娘も)の成長ですが、これらの短歌を読むたびに当時の記憶が色鮮やかに思い出されます。(そして大概泣きます)

「バンザイの姿勢で眠りいる吾子よ そうだバンザイ生まれてバンザイ」


バンザーイ、君に会えてよかった〜

生後1ヶ月。新生児ってこんなに寝てたっけ!?というくらいよく寝ます。

魔の2歳児がギャーギャー騒ぐすぐ横でスヤスヤ寝ている姿を見ると「2人目って強い!」とあらためて思いました。

「眠り泣き飲み吐く吾子とマンションの五階に漂流するごとき日々」


4ヶ月ころに寝返り

生後半年くらいまでは秋から冬だったため、ほとんど出歩かずに密室育児で日中を過ごしていました。

この頃の息子は仏のような顔をしています。思わず拝みたくなります。

「むしろ死に近きおさなご這いゆけばダメダメダメが口ぐせとなる」


ダメダメダメ〜〜

10ヶ月頃。

高速ハイハイという技を手に入れた息子は最強です。お姉ちゃんに突進して泣かせたり、家中をところせましと徘徊してパトロール・・。

根負けしてベビーゲートを設置したのもこの頃。

「隅田川の花火だ今日は甚兵衛が似合うね日本の男の子だね」


祭りのあと。もうすぐ1歳と3歳。

1歳を迎えて赤ちゃんからすっかり子どもになりました。

嫌なことはイヤ!話せないだけでちゃんと感情を伝えてきます。

そしてめちゃくちゃ笑います!

うちの子たちの笑顔と寝顔は天使よりも可愛いのだ。

さいごに

冒頭の名付けの短歌。

読んだ瞬間「そうそう!そうなんだよねー」とはげしく共感でした。

娘も息子もこの短歌を意識して名前をつけています。(一応キラキラ・・ではないと思います・・)

ちなみにブログ「よりみち家族」の裏設定は、娘がミーちゃん、息子がチーくん、私のヨリと合わせてヨリミチです夫は…名無しのゴンベイ笑

今回は親バカ丸出しのブログになってしまいました…

俵万智さんの親バ・・愛情あふれる子育ての短歌集、

子どもが寝静まった秋の夜長に読んでみてはどうでしょうか。


プーさんの鼻

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